室町〜安土桃山時代に日本各地の武将たちが覇権をかけて争った “戦国時代”は、明日をも知れぬ下剋上の世だったと言われます。その中にあって自分たちの人生を切り開いて生きた戦国武将の姿は、歴史の教科書は言うに及ばず、小説や時代劇、大河ドラマなどで繰り返し取り上げられ、今日も私たちにも身近なものとなっています。
 「好感が持てる日本の戦国時代の武将ランキング」で1位となったのは《織田信長》。1560年に 今川義元を “桶狭間の戦い”で破り頭角を現してから、1582年に “本能寺の変”で家臣《明智光秀》に討たれるまでの、波乱に満ちた信長の物語はあまりにも有名です。ちなみに、日本フィギュアスケート界のトップ選手、 織田信成は、《織田信長》の子孫にあたります。
 天下統一を果たした《豊臣秀吉》、江戸幕府を開いた《徳川家康》の2人を抑えて2位にランクインしたのは、《真田幸村》。小説や時代劇で大人気の真田幸村ですが、「幸村」は通称で正しくは「信繁」です。父の 真田昌幸と共に信濃上田城を守り、豊臣家に仕え、 “関ヶ原の戦い”では徳川秀忠の軍勢を撃退。後に “大阪冬の陣・夏の陣”で徳川勢と勇猛果敢に戦い、夏の陣で非業の死を遂げました。史実か伝説かはともかく、猿飛佐助や霧隠才蔵といった通称 “真田十勇士”を配下に従えていたとされるのも、幸村人気の一因です。
 13位には、《武田信玄》の家臣《山本勘助》がランクイン。先ごろ放送が始まったNHKの大河ドラマ 『風林火山』が人気を後押ししたようです。上位にランクインした名将の陰に隠れてひそかに注目を集めているのが、20位にランクインした《古田織部》。こちらは武将としてよりも、大茶人、あるいは 織部焼の考案者として知られており、『週刊モーニング』では彼を主人公に据えた漫画 『へうげもの』が連載されています。