1972年にロックバンド「キャロル」のリーダーとしてデビューし、日本のロックシーンを牽引してきた大物アーティストといえば、ご存じ「永ちゃん」こと矢沢永吉。長年の活動の中で数々の名曲を残してきた彼ですが、それに劣らぬほどの名言を残してきた事でも知られています。

 そんな名言の中でも特に多くの人の心に残っているのが、《てめぇの人生なんだから。てめぇで走れ》。ただ待っているだけでは人生は何も変わらない。変わるためには自分で動かなければならない。そんな当たり前の、でも誰もが忘れがちな事を教えてくれるシンプルで力強いメッセージです。高校卒業と共に上京し、幾多の困難を乗り越えながらひたすらに走り続けてきた彼ならでは重みを含んだ名言と言えるでしょう。
 《年とるってのは細胞が老けることであって魂が老けることじゃない》も忘れられない名言の一つ。ソロデビュー以降、単身海外へ乗り込んで現地のレーベルと契約を結んだり、異なるジャンルのミュージシャンと積極的に交流をしたりと、常に新しい事にチャレンジしてきた彼ですが、60歳を超えた現在もその姿勢に変わりはありません。孫のような世代の若いミュージシャン以上にさまざまな事にチャレンジし続ける彼の姿を見て、老いたと感じる人は誰もいないのではないでしょうか。

 このほかにも《その生き方を人のせいにしちゃダメだ。オレも、人のせいにしないから。自分で処理する》や《ドアの向こうに夢があるなら、ドアがあくまで叩き続けるんだ》など数々の名言がランク・インしていますが、決してブレることのない生き様を人々に示し続けてきた「本物のスター」の言葉は、やはり重みが違いますよね。