童謡『お正月』にも歌われているように、子どものころはこの時期になるとお正月が待ち遠しくて仕方がありませんでした。今回のテーマは、そんな当時を振り返る、「子どもの頃好きだったお正月遊びランキング」です。
 第1位になったのは《凧揚げ》。寒風吹きすさぶ中、風に乗った凧がグングンと高いところまで上っていく時の感動は、多くの人にとって忘れがたい思い出になっているようです。《凧揚げ》以下の順位を見ると、2位から7位までは屋内の遊びが独占しています。2位の《かるた》は、二枚貝の貝殻を合わせる平安時代の遊びが由来とされ、江戸時代に南蛮渡来の《カードゲーム》と融合して現在の形になったとのことです。3位《すごろく》はその昔、寺社などが 胴元となって博打にも利用されていました。あまりにも熱中度が高かったためでしょうか、 『日本書紀』には、 持統天皇時代の689年に“双六(すごろく)禁止”なる記述も残されています。
 7位の《小倉百人一首》は歌人・ 藤原定家が鎌倉時代、京都嵯峨野の小倉山荘にあるふすまの色紙にするために作った、私撰和歌集がルーツとされます。江戸時代になってから和歌集を基にした《かるた》形式の遊びが生まれ、庶民の間に普及しました。毎年1月には滋賀県の 近江神宮で競技かるたの名人戦(女性部門はクイーン戦)が行われています。