映画において登場人物の心情を表わす重要な役割を担っているのが“天気”。その中で悲しみや絶望はもちろん、喜びなどの様々な意味合いを持たせることをできるのが “雨のシーン”と言われています。そこで今回はみなさんの“雨のシーン”が印象に残っている映画を聞いてみました。

 “雨のシーン”と聞いて一番多くの人が連想した映画は、日本を代表する名監督、宮崎駿のアニメ《となりのトトロ》でした。作品公開の翌年である1989年から今までで日本テレビ系の「金曜ロードショー」枠で放映された回数は12回におよび、その放映では常に20%前後の高視聴率が記録されることからも、「日本人なら一度は見たことがある」と言って過言ではない国民的アニメとして知られています。《となりのトトロ》の代表的な雨のシーンといえば、主人公のサツキが初めてトトロに遭遇するバス停のシーン。雨の中、サツキとトトロが並んでバスを待っている姿が印象に残っているという人は多いようです。続く2位には1952年に公開されたミュージカル映画の《雨に唄えば》がランク・イン。土砂降りの雨の中、主人公のドンがずぶ濡れになりながら主題歌の「Singin' in the Rain」を歌い、楽しそうにタップを踊るシーンは映画史に残る名シーンとして語り継がれており、「土砂降りの雨といえばタップ」と連想してしまう人も少なくないのではないでしょうか。

 雨の季節も本番を迎えて休日を家で過ごす事が多くなる6月はDVDで映画を見る機会が増える人も多いのでは? 雨音を聞きながら“雨のシーン”が有名な映画を見ればうっとうしいと思っていた雨を少し好きになれるかもしれませんね。