かの有名な『論語』には、世代が異なる若者の行動について言及している一節がしばしば見受けられるそうですが、人ははるか昔から世代の違いについて強く意識する傾向があります。この世代の違いについてメディアで取り上げられる際、上の世代の若い世代に対する批判的な意見が注目されがちですが、実際にはそんな意見ばかりでもないようですね。

 上の世代が若い世代に対して「うらやましいなあ!」と感じているのは《スタイルが良い人が多い》でした。生活スタイルの欧米化によって今の40代以上でも昔から比べると随分スタイルは良くなっているはずですが、さらに欧米化が進んだ10代や20代の人ともなると、欧米人のように小顔でスラリとした体型が目立ちますよね。余談ですが、男性ランナーがゴールする姿を描いたグリコの「ゴールインマーク」も、時代と共にランナーの体型が変化しているのだとか。時代ごとの違いはグリコの「江崎記念館」で確認できるので、興味がある人はのぞいてみては?

 続いて多かったのは、《情報収集手段がたくさんある》や《インターネットが使える》などの情報に関するものでした。昔であれば新聞とテレビが最大の情報源でしたが、近年はインターネットが普及したことにより、ニュースサイトやブログSNS、さまざまな情報が集まる巨大掲示板など、好みに合わせて情報を自分から積極的に取りに行くことができるようになっています。若いうちから膨大な情報に囲まれて過ごすことが必ずしも良い効果をもたらすとは限りませんが、限られた情報の中で育ってきた世代にとっては、やはりうらやましいのは間違いありませんよね。