開始前こそ「この冬は不作?」などとアニメファンの間でささやかれていましたが、ふたを開けてみれば青春・恋愛ストーリーものからSF、魔法少女もの、アメコミ原作ものまで豊作だった2011年冬アニメ。数ある作品の中でも、最も人気を集めたのはいったいどの作品だったのでしょうか?

 最も高い評価を獲得したのは、『別冊マーガレット』の人気漫画『君に届け』を原作とする《君に届け 2ND SEASON》でした。タイトルからも分かるとおりアニメ化は2度目となりますが、純粋で前向きな主人公・黒沼爽子がさまざまな人とのふれ合いを経て成長していく姿、同級生・風早翔太との初々しさあふれる恋物語を楽しみに待っていた人が多いようですね。

 続いての人気は『週刊少年ジャンプ』の同名漫画を原作に持つ《べるぜバブ》。泣く子も黙る凶悪無比の高校生・男鹿辰巳が、大魔王の息子・ベル坊の育ての親になってしまうという奇想天外なストーリーと迫力あるバトルシーンで、若い男性を中心に人気を集めています。僅差で3位となったのは、『幽☆遊☆白書』や『HUNTER×HUNTER』で知られる人気漫画家・冨樫義博の作品をアニメ化した《レベルE》。数百種の異星人が生活する現代の地球を舞台に、異星人と地球人の交流をコミカルなタッチで描いた作品です。『週刊少年ジャンプ』での掲載時期は1990年代後半という古い作品ですが、今見ても楽しめる完成度はさすがの一言ですね。

 今回のランキングでも特に注目したいのは、4位の《魔法少女まどか☆マギカ》でしょうか。上位にランク・インした作品では唯一の完全オリジナル作品で、従来の魔法少女アニメの常識を覆す重いストーリーと、かわいらしいタッチの絵柄からは想像もできないバイオレンス描写で話題を集めました。残念ながら現在は放送が休止されていますが、再会の日を待ち望んでいるファンは多いのでは?