自分の気持ちを誰かに伝えようと思った時、面と向かって伝えるのが恥ずかしい事ってよくありますよね。一昔前ならそんな時は手紙に気持ちをしたためたものですが、携帯電話やパソコンの普及した現代において、その役割を果たしているのが「メール」です。

 多くの人が「メールでなら伝えられる」と考えているのは、《けんかをしたときの「ごめん」》でした。顔を合わせると自分の感情が先に立ってけんか腰になってしまうけれど、距離をおいて冷静になれるメールならば自然に「ごめんね」と言えるのは、人間が「感情」というものに大きく左右される生き物だからなのかもしれませんね。

 続いて多かったのは《日ごろの感謝》。子から親へ、夫から妻へ、日ごろお世話になっている同僚へ──。その形はさまざまですが、お互いの関係が近ければ近いほど、感謝の気持ちを伝えるのは気恥ずかしいもの。メールを使う事によって生まれるある種の距離感が、その気恥ずかしさを薄めてくれるのではないでしょうか。3位にランク・インした《励ましの言葉》も、同様に関係の近さゆえに直接伝えにくいものの一つと言えそうですね。

 このほか目立ったのは、《デートの誘い》や《「好き」という告白》など、恋愛に関するものでした。いずれも「直接伝えた方が成功するのでは……」といらぬ心配をしてしまいますが、草食系が増えた現代において、それを求めるのは酷な話なのかもしれません。

 NTTドコモが毎年実施している「iのあるメール大賞」では、今回紹介したようなメールだからこそ伝えられた、家族や友人からの心に残る素敵なメッセージが幾つも掲載されているので、一見の価値あり。gooランキングでも最近の携帯メールについての特集を展開しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。