昔から漫画で人気が高いジャンルといえば、まず挙げられるのがスポーツ漫画ですよね。多くの人が興味を持つ分野であり、テーマとして扱いやすいためか、これまでに数え切れないほど多くのスポーツ漫画が誕生してきましたが、その中でも特に人気が高い作品とは何なのでしょうか?

 圧倒的な支持を得て1位に輝いたのは、1990年から1996年まで『週刊少年ジャンプ』で連載され、コミックスの総発行部数が1億1,700万部(2010年時点)を突破しているスポーツ漫画の金字塔《SLAM DUNK》。主人公・桜木花道が所属する湘北高校バスケットボール部の活躍を描いた作品であることはもはや説明不要。高校時代にバスケットボール部の主将をしていた作者の確かな知識に裏打ちされた精密な試合描写には、思わずため息をついてしまいますよね。

 昔からヒットする漫画に欠かせない要素と言われているのが恋愛ですが、この恋愛要素を盛り込んだスポーツ漫画を描かせたら右に出る者はいないと言われているのが、巨匠・あだち充。『週刊少年サンデー』に1981年から1986年まで掲載されていた彼の代表作《タッチ》は2位にランク・インしました。少女漫画誌でも活躍していたという柔らかな絵のタッチは女性にも人気が高く、双子の主人公と幼なじみのヒロインによる恋愛模様に当時夢中になった少年少女は多いのではないでしょうか。あだち充作品では、このほかにも《H2》が7位にランク・インしています。

 3位には、《SLAM DUNK》と同じく『週刊少年ジャンプ』で1981年から1988年まで連載され、一大ブームを巻き起こしたサッカー漫画《キャプテン翼》。連載開始当時はまだJリーグが開幕していませんでしたが、この作品をきっかけにサッカー選手を志す少年たちが急増したのだとか。その人気は国内にとどまらず、幼少時代に愛読していたという海外有名サッカー選手も少なくないそうですよ。現在もシリーズ最新作『キャプテン翼 海外激闘編 EN LA LIGA』が『週刊ヤングジャンプ』で連載されているので、サッカー好きの人は要チェックです。