恋人がいない時に「こんな恋愛したいなあ」と妄想を膨らませてしまうのは老いも若きも変わりはありません。しかし、多感な年ごろ——大人への階段を上りつつある高校時代には、特にこうした傾向が強いようです。

 そんな高校時代にあこがれていた恋愛像について聞いたところ、最も人気が高かったのは《部活の先輩との恋愛》でした。《後輩との恋愛》が9位にとどまったのを見るまでもなく、若いころは年上の異性にあこがれる傾向があるもの。たかだか1〜2年の違いとはいえ、家族を除いた最も身近な年上である先輩に恋してしまうのは仕方がありません。

 《いつも同じ電車に乗る人との恋愛》や《幼なじみとの恋愛》のような「運命的な出会い」を夢見てしまうのも高校時代にはありがちです。恋してしまうほどすてきな相手が同じ電車に乗り合わせることも、隣家に胸をときめかせるような同世代の異性が住んでいることも実際にそうはありませんが、恋愛小説やコミックでこのパターンが使われることが多いのは面白いところです。

 同じ年上設定でも身近な《部活の先輩との恋愛》ほどの人気が得られなかったのは、《大学生との恋愛》や《社会人との恋愛》、《先生との恋愛》。恋愛小説やコミックでは非常に人気のパターンではありますが、やはり先生や大学生、社会人は「自分たちとは別の世界の人」という意識があるからなのかもしれませんね。