長く続く不況の影響からか、近年は明るい話題を聞くことが少なくなった我らが日本。2010年もこの状況に大きな変化はありませんでしたが、2011年こそは皆が幸せに暮らせる豊かな国・日本を世界に向けてアピールしたいものですよね。

 そんな世界に誇れる日本になるために、どんなことを期待しているのかを聞いたところ、前回のランキングと同じく、多くの人が《税金が正しく使われる国》と答えました。先ごろ閣議決定が行われた「2011年度税制大綱」での見直しによって、政府は12年ぶりの法人税率引き下げなどを行いましたが、一方で富裕層を中心とした大幅な増税も行われており、税金がどのように使われるのかはこれまで以上に気になるところです。

 世界のどんな国も体験したことがない「超高齢化社会」を迎えようとしている日本においては、《老後は年金で暮らしていける国》に対する期待が高まるのは当然のことです。現行法では、40年間(480月)支払いつつけて満額になったとしても、受け取れるのは年間わずか80万円程度。国民年金基金の上積みを考慮しても、安心して老後を過ごすには心もとないというのが正直なところです。また健康保険も自己負担割合が昔に比べて増えており、《医療費が安い国》という望みがすぐにかなえられる可能性は薄そうですね。

 現実を振り返ると、そう期待どおりにはいかないことは分かりますが、新しい年をこれから迎えようとしている今この瞬間くらいは希望をもっておきたいもの。どうか2011年は良い年になりますように!