ドラマにバラエティ番組にと幅広く活躍するタレント・柳沢慎吾。活動の中心は俳優ですが、素人時代からお笑いコンビとしてテレビ番組に出演していたほどのぬきんでたセンスで、バラエティ番組のゲストに欠かせないエンターテイナーとして、多くの人に愛されています。

 柳沢慎吾といえば、物まねや、さまざまな事象を再現する一人芝居ショートコントなど豊富なネタを持っていることでも有名。特に人気が高いのは、番組のエンディングやコーナー出演が終わって去っていく時の決めぜりふ《「あばよ!」》と《「いい夢見ろよ」》です。中でも《「あばよ!」》へのこだわり強いようで、本人のブログには「あばよ日記」というタイトルが付けられているほどです。

 その才能の集大成が楽しめる一人芝居では、自らラーメン屋の息子役で出演したドラマ『ふぞろいの林檎たち』の撮影模様を物まねを交えて再現する《ひとりふぞろいの林檎たち》が人気です。高校野球を題材に選手をはじめ監督や実況をするアナウンサー、応援団などのちょっとした仕草や言い回しを細かなところまで再現した《ひとり甲子園》などもかなりの傑作ですが、どのネタもどれか一つには絞れないほど完成度が高いのは凄いですよね。

 一人芝居ではこのほかにも刑事ドラマをネタにしている《ひとり太陽にほえろ!》や、警察の活動を取材した特別番組をネタにしている《ひとり警視庁24時》など、警察ネタが昔から人気がありますが、2009年12月に発売したCD『実録!? 緊急特番 柳沢警察密着24時!!』(DVD映像付き)では一人でなんと198役も演じたそうです。その多芸ぶりにはあらためて驚かされますね。