漫画誌のラインナップに欠かせないものといえば、やはりギャグ漫画。学校や会社で何か嫌なことがあった時でも、ギャグ漫画を読んでお腹の底から笑えば気持がスッと軽くなります。漫画の歴史とは切っても切れないジャンルであるだけに、これまでに数多くのギャグ漫画は膨大な数に上っていますが、秋の夜長にじっくりと読みたいといえば?

 最も人気が高かったのは、鳥山明の出世作となった《Dr.スランプ》。架空の島「ゲンゴロウ島」に住む発明家・則巻千兵衛と、彼が作り出したロボット少女・則巻アラレの日常を描いたギャグ漫画です。連載は1984年に終了していますが、その後も愛蔵版や文庫コミック版、完全版など数年おきに単行本が発売され、連載当時に読んでいた世代から若い世代まで幅広い支持を得ています。

 続いての人気は、現在も『週刊少年ジャンプ』で連載中の《銀魂》。2003年からすでに7年以上連載が続いていますが、いまだにその人気に衰えは見えません。「SF時代劇」という、ある意味自由な設定を生かしたドタバタギャグが特徴ですが、ところどころでほろりとさせる人情話や手に汗握るシリアスなエピソードを織り交ぜるなど、従来のギャグ漫画の型にはまらないところも魅力ですよね。

 連載中の作品としては、このほかにもイエスブッダの同居生活を描いた異色作《聖☆おにいさん》が上位にランク・インしていますが、《行け!稲中卓球部》や《ハイスクール!奇面組》など、すでに連載が終了した名作ギャグ漫画の人気が目立ちました。これは連載当時に読めなかった作品を、まとめ読みしたいという人が多かったからかもしれませんね。