1995年に放送され話題を呼んだテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』。昨年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を含め計5本の劇場版が放送終了後に公開され、現在も新作映画の製作が進められています。個性的な登場人物や多くの伏線が盛り込まれたストーリーなど作品の特徴は数多くありますが、その1つに意味深なメッセージが込められた各エピソードのサブタイトルがあります。

 中でも特に人気が高いサブタイトルは、22話《せめて、人間らしく》。もともとサブタイトルはエピソードの内容と関連性を持っているものですが、この22話のサブタイトルは、ヒロインの1人、惣流・アスカ・ラングレーの精神世界が作中の敵対する存在「使徒(シト)」の攻撃によって暴かれるエピソードの内容と深くリンクしています。エピソードを見終えた後にサブタイトルを思い返して「なるほど」と手を打った人も多いのではないでしょうか。

 24話のサブタイトル《最後のシ者》も忘れられないサブタイトルの1つ。このエピソードには、数あるキャラクターの中でも特に視聴者に大きなインパクトを残した渚カヲルが初めて登場します。「最後の使者(=使徒)」を表しているだけでなく、「シ者」が渚カヲルの「渚」を偏と旁に分けたものになっているなど、さまざまな言葉遊びが仕掛けられているこのサブタイトルは、全26話の中でも特に印象深いですよね。

 3位には、ほかのサブタイトルと違って非常にストレートな1話の《使徒、襲来》がランク・イン。これはやはり最初のエピソードに付けられたサブタイトルであること、「使徒って何?」と感じた人が多かったことが上位にランク・インした理由なのかもしれませんね。