1984年に『週刊少年ジャンプ』で連載をスタートして以来、日本のみならず世界の国々で愛されてきた人気コミック『ドラゴンボール』。ジャンプでの連載は1995年に終了していますが、1989年から1996年にかけて放送されたテレビアニメ版第二期『ドラゴンボールZ』をデジタルリマスターした『ドラゴンボール改』が現在も放送されており、その人気に衰えは見えません。

 『ドラゴンボール』の魅力の一つに、個性的なサブキャラクターの存在があげられます。その中でも特に人気があるのが、主人公・孫悟空とは子ども時代から親友で「亀仙流」の兄弟子でもある《クリリン》です。《クリリン》を殺された(その後復活)怒りがきっかけとなって孫悟空がスーパーサイヤ人に目覚めるなど、孫悟空との絆の強さは数あるサブキャラクターの中でも別格です。人間味あふれる性格ゆえファンも多い彼ですが、実は地球人最強と称される強さを誇るという意外な一面も持っています。こうした意外性も人気の秘密かもしれませんね。

 続く人気を集めたのは《ピッコロ》です。ストーリー初期に登場した悪役「ピッコロ大魔王」が倒れる間際に産み落とした卵から誕生し、「マジュニア」と名のって孫悟空の前に姿を現しました。当初は敵として登場しましたが、孫悟空に破れてからは、徐々に心を開き、最終的には最も頼れる仲間の1人となりました。ラディッツ襲来の後、孫悟空の息子・孫悟飯を鍛えたのも《ピッコロ》で、孫悟飯をかばって倒れた姿に心打たれた人も多いのではないでしょうか。

 登場時は敵だったサブキャラクターといえば、《ベジータ》も忘れてはいけません。原作での登場は中盤からになりますが、人気にかけては初期から存在するサブキャラクターにもひけを取りません。孫悟空と同じサイヤ人で、プライドが高く好戦的な性格が特徴です。孫悟空に対する強烈なライバル心を燃やしながら、いつも先に行かれてしまうことに思い悩む姿はどこか哀愁を感じさせますが、そこが人気の理由なのかもしれませんね。

 このほか、孫悟空や《クリリン》の師匠である《亀仙人》、《孫悟飯(孫悟空の育ての親)》に次いで古くから孫悟空と付き合いがあり、《ベジータ》との間に2人の子どもをもうけた《ブルマ》などが選ばれています。