明日のことを考えると早く寝なければならないのに、テレビに映っていた深夜アニメが目に止まってつい最後まで——。こんな経験がある人も多いのではないでしょうか。現在は数多くの深夜アニメが放映されており、アニメ好きの人に限らず、多くの人の睡眠時間をジワジワと奪い取っているようです……。  昨年から今年にかけて放送された深夜アニメの中で最も人気が高かったのは、4コマ漫画を原作としたアニメ《けいおん!》。軽音楽部に所属する5人の女子高生ののんびりとした日常を描いた作品です。魅力的な登場人物や独特のテンポがうけて放映開始直後から一気にブレーク。テーマソングがCDの売り上げランキングで上位を独占したり、作中に登場する楽器が売り上げを大きく伸ばしたりと、一大ブームを巻き起こしました。
 2位に続いたのは、クラシック音楽を題材にした大ヒットコミックを原作に持つ《のだめカンタービレ フィナーレ》。2007年放送の『のだめカンタービレ』、2008年放送の『のだめカンタービレ 巴里編』に続くアニメ化の第3弾で、前シリーズから続けて見ていたという人も多かったのではないでしょうか。コミックを原作にした深夜アニメとしては、このほかに《荒川アンダー ザ ブリッジ》や《おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜》、《会長はメイド様!》も上位入りしており、「コミック原作もの強し!」という印象を強く受けます。  コミック原作勢が圧倒的な強さを見せる中、ライトノベル(ラノベ)などの小説を原作とした深夜アニメとして唯一上位入りを果たしたのが、3位の《デュラララ!!》。自分の首を探し求める女性の首なしライダー、非日常にあこがれる高校生、街の覇権を争うカラーギャングなど、魅力的な要素をふんだんに盛り込んだ原作の世界観を見事にアニメ化して人気を集めました。