《持ち金3万7千円からのスタートで開業》した屋台をルーツとし、現在では《全国で200店舗を超えている》ラーメンチェーンといえば、赤と白を基調にした力強いロゴマークでおなじみの「天下一品」。1971年の開業初日にわずか11杯しか売れなかった小さな屋台から全国有数の人気チェーンへと成長した秘密はどこにあるのでしょうか?

 「天下一品」の名を世間に知らしめた最大の要因といえば、約4年をかけた研究の末に誕生した独特の濃厚スープです。どろりとした白濁色のスープは、ほかのお店ではまずお目にかかることができない個性的な味。《スープがコーンスープのような食感で”噛める”》ため、初めて食べた人は誰もが驚いたことでしょう。

 このこってりと濃厚なスープを飲み干した時に《どんぶりの底に「明日もお待ちしてます。」のメッセージが書いてある》というのも「天下一品」の人気に少なからぬ影響がありそうですね。お客への感謝の気持ちを表すこの粋なメッセージを見たいがために、ついスープを最後まで飲み干してしまう…なんてファンも多いのではないでしょうか?

 このほかにも、《ゆで卵を食べ放題としている店舗もある》といった店舗独自のサービスを提供するなど、ラーメンのみならず経営スタイルも実に個性的な「天下一品」。「近所の天下一品はもう制覇した」なんて考えている人も、別の地域の店舗を訪ねてみれば新たな発見があるかもしれませんよ。