1973年にフジテレビ系列で放送を開始した子ども向け番組『ひらけ!ポンキッキ』。番組は1993年に一旦終了しましたが、その後も『Super Kids Zone ポンキッキーズ』など、番組名や内容を変更しながら放送が続けられ、現在はBSフジで『Beポンキッキ』が放送されています。この『ポンキッキ』シリーズの看板キャラクターとして、1973年の番組誕生以来活躍し続けているのが、ご存じガチャピンムックの名コンビです。

 緑色の体と丸い頭部が特徴で南の国生まれの恐竜・ガチャピンと、赤い毛むくじゃらの体が特徴で北極生まれのオバケ・ムック。放送開始から今年で37年という長い歴史を持つコンビだけに、彼らにはさまざまなエピソードが存在します。中でもビックリしてしまうのが、《ガチャピンはビートルズのポール・マッカートニーがモデルという説がある》と《ムックはビートルズのジョン・レノンがモデルという説がある》の2つ。そもそもはガチャピンのトレードマークであるタレ目がポールに似ているところから広まり、それにつられる形でムックのエピソードも広まったようですが、実際にはちゃんとした別のモデルが存在するそうです。『ひらけ!ポンキッキ』の時代にはミニコーナーでビートルズの曲がたびたび使用されたことから、こうしたうわさが流れてしまったのかもしれませんね。

 このコンビのエピソードといえば、ユニークな外見にまつわるものも忘れてはいけません。ガチャピンのトレードマークの一つに両手についたイボイボがありますが、この《ガチャピンの手についているイボイボはエネルギーボール》という呼び名がついており、空を飛んだり海に潜ったりする時に勇気や力をくれる大事な器官(?)なのだとか。また、ムックは人生の哀愁すら感じさせるルックスであるにも関わらず、年齢は「永遠の5歳」というのも驚きですね。《かつては5年に1歳ずつ年をとるという設定だった》なんてエピソードもありますが、あの外見からはちょっと信じられない話です。ちなみに、この年齢設定はガチャピンも同様。《ガチャピンは子ども向け番組にバーのマスター役で出演していた》事を考えると、これまた「本当に5歳なの〜?」なんてちょっぴり疑いのまなざしを向けずにはいられませんよね。