大手企業の楽天ユニクロを擁するファーストリテイリングが社内公用語として英語を採用するなど、これまでになく「英語」の重要性が注目される昨今。しかし、義務教育のうち中学から高校までの6年間をかけて英語を学び、英語圏の国へ旅行する機会が多いにもかかわらず、なかなか英語を自分のものにできない人が多いのが今の日本です。

 そんな英語力の低さを他国から指摘される事も多い日本の人々が海外旅行で「英語を勉強しておけば何とかなったのに……」と感じた瞬間を聞いた今回のランキング。1位に選ばれたのは《伝えたい単語が出てこなかった》でした。英単語を覚える事にかなりの時間をかけた青春時代を振り返るとちょっと寂しいお話ではありますが、やはり日常的に使うことがない他言語の単語というものは、なかなか身につかないという事なのでしょうか。

 2位以下は《発音が悪くて何度繰り返しても伝わらなかった》や《オーダーが伝わらず注文がスムーズに出来なかった》とコミュニケーションに関するものが多くランク・インしました。日本ではこうした実践的なコミュニケーション能力よりも読み書きの能力を優先的に育てる傾向がありましたが、2009年4月からは実験的に小学校でコミュニケーション能力の強化を目的とした英語の「外国語活動」がスタート。2011年には小学校高学年で必修化される予定です。

 すでに社会に出ている世代が海外旅行で困らないだけの高い英語力をこれから身に付けるのは大変そうですが、小学校から英語でのコミュニケーションを学んだ「英会話ネイティブ」とでもいうべき世代であれば、こんな問題に悩むことはないのかもしれませんね。