嗜好(しこう)の多様化や少子化による市場縮小、原材料の高騰によって近年は生産量が減少しつつあるビール。日本ではシェアのほとんどを国産ビールが占めていますが、海外料理を出すお店などに行くと、やはり外国産ビールを合わせたくなってしまいますよね。外国産ビールと一口に言っても国ごとに風味やどごしなどが異なり非常に個性が豊かですが、日本ではいったいどのような外国産ビールが好まれているのでしょうか?

 今回のランキングで最も多くの人から支持されたのは、アメリカのアンハイザー・ブッシュが製造する《バドワイザー》でした。130年を超える長い歴史を持ち、世界80ヵ国以上で販売されている人気ブランドです。2006年に実施した「あなたはどの国が好き? 外国産ビールランキング」でも1位に選ばれており、日本人のビールファンからも愛されています。

 2位に続いたのは、おしゃれなグリーンのボトルでおなじみのオランダ産ビール《ハイネケン》。《バドワイザー》よりも長い140年以上の歴史を持つ息の長いブランドです。「ハイネケンA酵母」が生み出す独自の風味を愛してやまないファンは多く、こちらは何と170ヵ国以上で販売されているのだとか。

 3位のメキシコ産ビール《コロナ・エキストラ》(コロナビール)は、瓶にささったライムを絞った後にそのまま差し込み、ラッパ飲みするスタイルでおなじみです。缶でも販売されていますが、やはり最もおいしく感じるのはこのラッパ飲みスタイル。スッキリと軽い飲み口は辛い料理などにピッタリで、アジア系の料理フェスなどではこのビールをラッパ飲みする来場者の姿を見かけることが多いのではないでしょうか。

 以下、ローストした大麦を使い独特の色と香味を実現している《ギネス》、《コロナ・エキストラ》同様にスッキリとした飲み口が魅力の《青島ビール(チンタオビール)》などがランク・インしています。ちなみに、1位の《バドワイザー》から4位の《コロナ・エキストラ》までは、5位以下を大きく引き離して前回とまったく同じ結果になりました。この4つのブランドがいかに日本人に愛されているのかがよくわかりますね。