長い歴史を持つガンダムシリーズの中でも、特に女性視聴者の人気が高いことで知られる『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ。これは『無限のリヴァイアス』や『スクライド』などで知られる 平井久司がデザインを手がけた男性キャラクターの魅力によるところが大きいと言われています。しかしその一方で、従来のシリーズ以上に多くの魅力的な女性キャラクターが登場し男性ファンの熱い視線を集めていたのをご存じでしょうか?

 そんな女性キャラクターの中でも特に人気が高かったのは、主人公キラ・ヤマトと恋人関係になる本作のメイン・ヒロイン《ラクス・クライン》でした。作中では国民的人気の歌姫として登場しますが、単にかよわいだけのヒロインではなく、戦争終結のために奔走するたくましい一面も見せてくれるのが素敵ですよね。ちなみに、《ラクス・クライン》の偽者として『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場し、悲しい最期を遂げる《ミーア・キャンベル》も6位と健闘しています。

 この《ラクス・クライン》に迫る人気を獲得したのが、優秀な戦士であり仲間からの信頼も高い女性士官《マリュー・ラミアス》。『機動戦士ガンダムSEED」で恋人のパイロット、ムウ・ラ・フラガが戦闘中に行方不明になるという悲しい出来事に見舞われた際も最期まで仲間を率いて戦い抜く力強さ、キラ・ヤマトや《ラクス・クライン》ら若い仲間を励まし勇気づける母性が男性ファンの心を鷲掴みにしたのでしょうか。

 《ラクス・クライン》と並ぶメイン・ヒロインの1人《カガリ・ユラ・アスハ》は、惜しくも3位にとどまりました。キラ・ヤマトとは双子の関係で、その親友アスラン・ザラとは恋仲にあります。作中では快活なキャラクターとして描かれていますが、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』では若くして国家元首としての重責を担うことになる、アスラン・ザラとの別れを選択することになるなど、つらい経験を何度もすることになります。直情的な行動ゆえに反感を買う場面もありますが、自分の気持や理想に向かってけなげに突き進もうとするその姿を後ろから支えてあげたいと考える男性は意外に多いのかもしれませんね。