6月11日に開幕した世界最大のスポーツイベントといえば、ご存じサッカーW杯南アフリカ大会。われらが日本代表チーム——「SAMURAI BLUE(サムライブルー)」も、1998年のフランス大会から4大会連続となる本大会出場を果たしています。

 今大会、栄えあるジャパンブルーのユニフォームに袖を通すことを許されたのは総勢23名の精鋭たち。彼らの中でも攻撃の中心として活躍してくれそうなのは、やはり《中村俊輔(MF)》をおいてほかにいないのではないでしょうか。日本はもちろん、イタリア(レッジーナ)やスコットランド(セルティック)、スペイン(エスパニョール)の3ヵ国で活躍した経験の豊富さはチーム随一。グループリーグの対戦相手はカメルーン、オランダ、デンマークと強豪ぞろいですが、得意の左足で勝利に導くパスやフリーキックをどんどん決めてほしいですね。

 《中村俊輔(MF)》と同じ左利きのプレイヤーで最も勢いを感じさせる若手といえば、ロシアのクラブチーム・CSKAモスクワに移籍した《本田圭佑(MF)》。UEFAチャンピオンズリーグの大舞台でみごとなフリーキックを決めて勝利に貢献したのは記憶に新しいところですが、代表試合で「あのシーンを再現してほしい!」と願うサポーターは多いようですね。代表には、その《本田圭佑(MF)》よりさらに若いカルチョ・カターニアの《森本貴幸(FW)》も選ばれていますが、こちらもハイレベルなイタリアのプロリーグで鍛えられた実力をぜひ見せてほしいもの。彼らは2005年のFIFA U-20W杯でも北京五輪でもグループリーグの対戦相手オランダに敗れているだけに、ぜひ「三度目の正直」を期待したいですね。

 日本代表で最大のサプライズ人事といえば、けがのため今シーズンはJリーグで1試合も出場していなかった《川口能活(GK)》の召集です。《楢正剛(GK)》と並び4大会連続で代表に選出されたチーム最年長の34歳が積み上げた代表歴は、何と116試合。たとえ控えのまま試合には出られなかったとしても、初参加の若手を励ますなど、チームに大いに貢献してほしいところです。