民家の中央にある太い柱を指す言葉「大黒柱(大極柱)」。日本では昔から父親の存在がこの大黒柱に例えられてきましたが、夫婦関係や親子関係のあり方も変わってきたせいか、最近は理想の父親像も多様になってきているようですね。そんな父親像をもし漫画の登場人物に求めるとしたら、いったいどのような登場人物が人気を集めるのでしょうか?

 多様になったとはいえ、やはり父親には「一家の大黒柱として頼れる存在であってほしい」と思う人が多いのでしょうか。1位には《孫悟空(ドラゴンボール)》が選ばれました。強さと優しさ、誠実さを兼ね備えた彼が父親だったとしたら、どんなに厳しく育てられたとしても「この人のようになりたい!」と尊敬できるのは間違いありませんね。ただし、常軌を逸した大食漢のせいで家計はいつも火の車になりそうです。

 「理想的な」というよりも「典型的な」父親像といえば《フグ田マスオ(サザエさん)》と《磯野波平(サザエさん)》の婿・舅コンビ。温厚な性格のマスオと、頑固な性格ながらもおちゃめな一面も持ち合わせ、何よりも家族を愛する波平——。刺激的な毎日とはいきませんが、どちらの子どもに生まれても穏やかに、そして楽しく過ごせそうですよね。

 仕事人間ゆえに子どものころは楽しい思い出を作ってくれそうもありませんが、社会人になった時にアドバイスを求めるなら、《島耕作(島耕作シリーズ)》に勝る父親はいないでしょう。自分の子どもだからといって甘やかすことはなさそうですが、異例のスピードで社長まで上り詰めた処世術をそばで学ぶことができるなら、多少のことは許せてしまえるかも?