国際サッカー連盟FIFA)が主催する世界最大規模のスポーツイベントといえば、ご存じW杯です。今年6月に開催される第19回大会でホスト国を務めるのは、南アフリカ共和国。1930年の第1回大会に始まるW杯の長い歴史において初のアフリカ大陸開催ということもあり、全世界の注目を集めています。

 われらが日本代表の出場も決定しているW杯。本大会では厳しい予選を勝ち抜いてきた全32チームが優勝を懸けてぶつかり合うことになりますが、中でも本命視されているのが「サッカー王国」こと《ブラジル》です。W杯歴代最多となる5回の優勝を誇り、今大会の参加メンバーもカカ(カカー)やロビーニョなどの世界のサッカーリーグで活躍するスーパースターがズラリと顔をそろえています。2006年に開催された前大会では本命視されながら8位に甘んじましたが、今年は日本でもおなじみのロナウジーニョですら登録メンバー入りが危ぶまれるほどの層の厚さ。ランキングでの人気も2位以下を大きく引き離しました。

 圧倒的人気の《ブラジル》に次ぐ評価を得たのは《スペイン》でした。意外なことにW杯での優勝経験こそありませんが、W杯に次ぐ世界的な大会であるヨーロッパ選手権UEFA欧州選手権)では2008年に優勝を飾るなど、もともと強豪国として知られています。今大会の参加選手もフェルナンド・トーレスビジャシャビなどの好タレントがめじろ押し。《スペイン》のプロリーグ「リーガ・エスパニョーラ」は中継を見ることができるので、「今度こそ優勝してほしい!」というサッカーファンも多いのではないでしょうか。

 ちなみに、過去のW杯本大会で優勝した経験のあるチームは、《ブラジル》をはじめ《イタリア》や《アルゼンチン》、《イングランド》、《ドイツ》(=旧西ドイツ)、《フランス》、《ウルグアイ》など7ヵ国しかありません。過去の大会では開催国が優勝するというパターンが何度もありましたが、今大会のホスト国となる南アフリカ共和国をはじめ、カメルーンガーナコートジボアールアルジェリアなどのアフリカ大陸勢が波乱を巻き起こせるかどうかにも注目したいですね。