アメリカの娯楽雑誌『ピープル(People)』で2度にわたって「最もセクシーな男性」に選出され、確かな演技力で批評家からの評価も高い人気俳優・ジョニー・デップ。1984年に『エルム街の悪夢』の端役として俳優デビューを飾って以降、すでに40作を超える映画に出演しています。そんな彼が主演した作品の中でも、最も多くの人に愛されているのはいったいどの作品なのでしょうか?

 最も多くの人が支持したのは、彼の人気を不動のものとした大ヒットシリーズ《パイレーツ・オブ・カリビアン(シリーズ)》でした。シリーズ第1作の『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』では、海賊ジャック・スパロウ役でアカデミー主演男優賞にもノミネートされるなど、まさに出世作と言える作品です。本来は3部作の予定だったこのシリーズですが、先ごろ第4作目の制作が発表されるといううれしいニュースがあったのも記憶に新しいですね。

 この《パイレーツ・オブ・カリビアン(シリーズ)》に劣らぬ人気を集めたのが、公私にわたるつきあいを持つ盟友・ティム・バートン監督と組んだ《チャーリーとチョコレート工場》です。原作の小説『チョコレート工場の秘密』は児童文学ですが、奇才ティム・バートン監督の映像センスとジョニー・デップの怪演により、おどろおどろしくも美しい不思議な魅力を秘めた作品に仕上がっています。

 続く3位には、ジョニー・デップがティム・バートン監督と知り合うきっかけとなった《シザーハンズ》がランク・イン。ハサミの手を持つ心優しき人造人間と少女の悲しい恋を描いたこの作品は、彼が俳優として世間の注目を集めるきっかけとなった作品です。当時のデップはまだ俳優として成長段階にありましたが、この作品でゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門で主演男優賞にノミネートされました。

 以下、《ショコラ》や《スリーピー・ホロウ》、長い俳優人生で初めて大きな賞を獲得した《スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師》など、いずれ劣らぬ名作・人気作が上位にランク・インしました。今日4月17日からはティム・バートン監督と組んだ最新作『アリス・イン・ワンダーランド』が公開となりましたが、こちらも次回のランキングで上位に食い込む可能性が高そうな注目の一本ですね。不思議の国でヒロイン・アリスを待ち受ける謎多き帽子屋を彼がどのように演じるのか——。気になった方は、劇場へ足を運んでみてはいかがでしょうか?