古い遺跡や美しい自然、過去の歴史の過ちがわかる遺産。そういった人類の財産を開発などから守るため、1972年世界遺産条約は採択されました。歴史的価値のある自然や建物は世界遺産リストに登録され、保全活動が行われています。今回は、そんな「世界遺産リスト」に登録されている物件のうち、特に人気が高い世界遺産がわかる2つのランキングをまとめてみました。

一生に一度は訪れてみたい「海外の世界遺産」ランキング
1位 マチュピチュの歴史保護区
2位 グランドキャニオン国立公園
3位 ヴェルサイユの宮殿と庭園
4位 アンコール遺跡
5位 万里の長城

  まずは「一生に一度は訪れてみたい海外の世界遺産ランキング」を見てみましょう。ランキング堂々の第1位は、ペルーにある《マチュピチュの歴史保護区》。かつてケチュア族が治めた国「インカ帝国」の遺産であり、毎年世界中から多くの観光客が訪れている人気スポットです。絶滅危惧種が多く生息している地域でもあり、文化的かつ自然的に価値がある遺産としても知られています。また、4位にはカンボジアにある《アンコール遺跡》がランク・イン。9世紀頃から繁栄したアンコール王朝の遺跡群ですが、「危機にさらされている世界遺産リスト」にも登録されており、遺産の修繕・救済が急がれています。中には修復作業中により立ち入りが禁止されている遺跡もあるので、「アンコール遺跡の○○を見ておきたい!」と目当ての遺跡がある場合は、事前に確認をしてからお出かけすることをおすすめします。

一生に一度は訪れてみたい、日本の世界遺産ランキング
1位 屋久島
2位 知床
3位 白神山地
4位 琉球王国のグスク及び関連遺産群
5位 白川郷・五箇山の合掌造り集落

次は国内編です。「一生に一度は訪れてみたい日本の世界遺産ランキング」第1位に輝いたのは、1993年に世界遺産に登録された鹿児島県《屋久島》でした。樹齢約7000年の縄文杉をはじめとする、豊かな自然に包まれた地であり、1997年に公開されたジブリ映画『もののけ姫』のモデルになった場所としても有名ですよね。また、第3位には同じく自然豊かな《白神山地》がランク・イン。滝や湖、ブナ林といった景勝地の多い名所であり、ハイキングコースなども整備されています。深い山々をしっかりと踏破するもよし、気軽に緑を眺めるもよしと、体力にあわせて豊かな自然を楽しむことができます。その他、7位の《法隆寺地域の仏教建造物》のように、古の趣が感じられる風景も人気の様子。法隆寺がある奈良県は文化財が多いエリアなので、世界遺産の他にもいろいろな楽しみが味わえそうです。このデータは2007年のデータですが、2013年に世界遺産に登録された富士山や、2014年6月に世界遺産に登録された富岡製糸場と絹産業遺産群も、今後入ってくる可能性がありそうですね。
世界遺産は、「一度登録されたらずっと世界遺産」であるわけではなく、保存状態の劣化によっては、登録を抹消されることもあります。世界遺産を訪れる時は、次世代の人々にもすばらしい財産をつないでいけるよう、マナーに気をつけて鑑賞するようにしましょう。

gooランキング編集部(ぐ)