先日放送された『ベストアーティスト』(日本テレビ系)に出場する予定だったタッキー&翼。しかしメニエール病で療養中である今井翼の欠席が決まり、その代役としてジャニーズの後輩が滝沢のステージを盛りあげた。

歌の前に視聴者に向けて挨拶をした滝沢。 「みなさんには本当にご心配をおかけしておりますけれども、また2人揃って元気な姿でみなさんの前で披露したいなと思います」と前向きに語った。

滝沢とコラボしたのは、嵐の相葉雅紀、関ジャニ∞の横山裕、NEWSの増田貴久、KAT-TUNの亀梨和也の4人。さらにバックダンサーとして Hey!Say!JUMPがつくなど、それはもう「豪華」としか言いようのないメンバーで、心配を吹き飛ばすほどの華やかなステージに。Twitterでも大きく話題になっていた。

曲目はタキツバを代表する名曲『夢物語』。滝沢としっかり目を見つめ合った亀梨和也がトップバッター。スパンコールのシャワーを浴びたようなジャケットにファーの装飾が光る、豪華絢爛な衣装の滝沢。それに負けじとドレスアップする後輩メンバー。グループでは見られない、いつもとは違う大人の雰囲気はなんだか新鮮!

亀梨に続いて、NEWSの増田、関ジャニ∞の横山が相方をつとめ、最後は嵐の相葉と肩組んでじゃれあうタッキー。こうしてサビへと歌い継いだ。 滝沢を最前列にして、2列目で歌う4人のサポートメンバー。普段はみんなメインなのに、バックコーラスとして歌う姿にはかつてのJr.時代を彷彿とさせた。

そして知念のバク転で登場したHey!Say!JUMP。マイクを持たない完全なるバックダンサーはいつぶりのことだろうか。9人という大所帯でありながら、息の合ったキレのあるダンスで、完璧にバックダンサーとしての役目を果たした。4列に渡り、隅々まで豪華メンバーしかいないという、前代未聞のリッチすぎるステージは大盛況のままラストを迎えた。

グループをまたいでのコラボは、年末のジャニーズカウントダウンライブくらい。それも全グループが出演するわけでもないので、とても貴重でお宝映像と呼ぶべき永久保存版にするファンも多いことだろう。

■50回練習?翌日には舞台裏を告白

この放送の翌日、今井のレギュラー出演するラジオ番組「今井翼の to base」(文化放送)で、4週連続の生放送で代役をつとめている滝沢は、この「ベストアーティスト」の舞台裏を語った。

滝沢はファンからのタキツバコールが嬉しかったと話し、また本番前には今井本人から直接「今日はごめんね。よろしくね」と電話をもらったと告白。またコラボする後輩にも今井がそれぞれに電話を入れていたことを明かした。

『夢物語』を踊るのが初めという後輩には、当日に振り付けを教えたが、全員揃ってのリハーサルはかなわなかったという。 しかし隣の楽屋からは50回ほど『夢物語』が聞こえてきたそうで、関ジャニ∞の横山が一生懸命振り付けを覚えようとしていた姿に感動したこと、嵐の相葉と同じステージに立ったのは15年ぶりだったことなどを感慨深げに語った。リハーサルなしでもあの圧巻のステージ、さすがはジャニーズ。

先輩のステージを一生懸命支えようとする後輩の緊張を感じた滝沢は、「言うてもスターですよ」と、すでにグループでデビューしている後輩らを微笑ましく語った。出演の直前には番組スタッフから「いってらっしゃい」と大きな拍手で送り出されるなど、終始温かい雰囲気につつまれていたと振り返った。

病床の今井とはマメに連絡をとっており、「また(滝沢と)一緒にアイスコーヒーを飲みたい」と回復への意欲も見せているようだ。

4週連続の生放送というだけでも心が温まるのに、今井の自宅へ遊びに行ったときの様子など、プライベートでの出来事も積極的に語る滝沢。放送中に流す曲も、今井のソロ曲を選曲するなど、選曲一つとってもシビれる完璧な代打ぶり。ファンへの気遣いを忘れないその温かい心には、思わず涙が出てしまう。

今井の一日も早い回復を願うのと同時に、この一件を通して滝沢の今井への愛情の深さ、そして先輩を思いやる後輩の温かい心を感じて、ファンとして嬉しい気持ちにさせられたのだった。

(柚月裕実)