アルゼンチンの作曲家、マウリシオ・カーゲルさんの「ティンパニ協奏曲」の楽譜が、ツイッター上で話題になっています。

「ティンパニの中に奏者が飛び込む」という指示に、「やりたいww」「ティンパニ逃げてー!!」などといった反応が寄せられていました。

また、「演奏するたんびにティンパニこわれるやん」「そんな簡単にティンパニって突き破れるものなんですかね?」といった疑問の声も上がっていましたが、実際に演奏する際は「鼓面をはずして紙を張り、奏者が飛び込む」といった情報も。

そして、実際に演奏している動画も話題に。

本コラムでは、他にもいったいどうやって演奏するのか不思議に思ってしまう、おもしろい楽譜をいくつか紹介してみたいと思います。

※【動画】はコチラから。その他のおもしろい楽譜を写真付きでご覧戴けます。

・右にツチノコいるけどなにこれwww小学校低学年からピアノやり始めて以来、これ以上に挫折した楽譜はない。
(『FAERIE'S AIRE and DEATH WALTZ』…パッと見、電子回路とも思えるような複雑な楽譜)

・オレはATUSHI OJISAMA and IJIGEN WALTZかな ドムゥの部分キー音に当てたら指ぶっ壊れそうw
(ドムゥ、リュミーンという文字や、ヒゲ男性の顔が♪(音符)で)

・サティの「ヴェクサシオン」は総演奏時間が18時間ということで有名ですが、それを超えるJohn Cageのオルガン曲「Organ/ASLSP」は、演奏時間639年。もはや全貌は誰にもわかりません。ちなみに2001年から今も自動で演奏中。
(この楽曲が終了する2640年はどんな世界になっているのでしょうか)

・ジョン・ケージ作曲「4分33秒」は楽譜も売っている。五線譜は書かれておらず第1楽章〜第3楽章にtacetと書かれているだけ。
(無音が続く楽曲)
・「In futurum」とりあえず耳をすませてみた
(よく聴くと何かが聞こえてくる?)

・Fontana Mix
(直線に曲線に網目に、ところどころに黒い点が…地形図のようにも見えます)

・Sylvano Bussotti: Five Piano Pieces for David Tudor
(五線譜を縦横無尽に行き交う線、芸術的です)

・こちらは、シュトックハウゼン「"Die zehn wichtigsten Wörter"「最も大切な10の言葉」(Weihnachten / Christmas 1991)のスコア。
(清流を思わせるような、すがすがしさを感じる目にも優しい楽譜です)

音楽の授業などで目にしたことがある譜面とは全く様子の異なるものもあり、「音楽とは何なのか」を考えさせられますね。

※【元記事】から写真付きでご覧いただけます。

(青山ユキ)