■コンビニ「どこも同じとは言わせない!」

9月も半分が終わり、いよいよ秋が近づいてきましたね。肌寒い季節になると、急に冬の食べ物が恋しくなりませんか。

白くてふんわりとした見た目、半分に割った時に立ち上がってくる蒸気…数ある冬の食べ物の中でも、肉まんは想像しただけでほっこりした気持ちさえ芽生えてくる気がします。肌寒いこの時期は、コンビニに立ち寄り肉まん片手に帰路につくのも、風情があるかもしれません。

…と言いたいところですが、ここで一つ疑問が湧いてきます。肉まんは、一体どこのコンビニで買えばよいのでしょうか!?

これまで「俺はセブンの肉まん派」「肉まんはローソン以外ありえない」などと、肉まんの派閥について耳にすることはほとんどありませんでした。しかし!おにぎりやスイーツに独自のこだわりを持っているコンビニたちが、レジ上のアイドルである肉まんに気合いを入れてないなんてことは、ないはずです。

そこで今回は、コンビニの肉まんの味を比較してみることにしました。

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■大手3社の肉まん味比較!

さっそくファミリーマート、ローソン、セブンイレブンの3店舗で肉まんを調達してきました。これらの味を、味覚センサー「レオ」という装置を使って分析してみましょう!レオは、食べ物の基本5味(甘味・旨味・塩味・酸味・苦味)を客観的な1~5の数値で表現してくれるセンサーです。同じ肉まんでも、レオの手にかかれば、微妙な味の違いが見えてくるはずです。

肉まんの個性は、皮にあるのか、肉にあるのか!?それすらもよく分からない肉まんたちを、いざ分析!

■肉まんにも個性はあった!

それではさっそく、3種類の肉まんの基本5味のバランスを見てみましょう。基本的にはどれも、肉の旨味と塩味が特徴的な味覚になっています。しかしやはり、3種類にはそれぞれ個性があるようでした。

まずは甘味に注目してみましょう。甘味が最も高いのは、セブンイレブンの肉まんでした。この甘味はおそらく皮の甘味です。肉まんは皮と肉を一緒に食べるものではありますが、最初の一口なんかで皮だけを食べるのも美味しいですよね。セブンイレブンの肉まんはそんな皮の美味しさを最も楽しめそうです。

続いて塩味を見てみましょう。塩味が最も高いのはローソンの肉まんでした。この塩味は、肉汁を含む中身全体の味に由来していると考えられます。ローソンの肉まんは、肉汁のジューシーさを堪能したいときに向いていると言えるでしょう。おやつというよりはごはん寄りの軽食を取りたい時に特に良いかもしれません。

一方でファミリーマートの肉まんは、塩味が最も低く、甘味が二番目に高いという特徴を持っていました。セブンイレブンは甘味が高いものの塩味も高いので、それと比べてファミリーマートは、よりマイルドな味わいだと言えそうです。ローソンとは逆に、しょっぱいものよりは甘めのものが食べたい舌の時に向いている肉まんなのかもしれません。

以上をまとめると、コンビニ3社の肉まんにはそれぞれ、

・セブンイレブンは皮がウマイ
・ローソンは肉汁がウマイ
・ファミリーマートはマイルドな味わい


という特徴があることが分かりました。今年の秋冬は、普段あまり意識していなかった肉まんの味を追求してみるのも良いかもしれませんね!

(味博士)

味覚センサーのことがもっと知りたい方は、「味博士の研究所( http://aissy.co.jp/ajihakase/blog/ )」もチェックしてみてください!