■「ミルクやお砂糖はお付けしますか?」

紅茶はストレートで豊かな香りを楽しむのも良いですが、砂糖やミルクをたっぷり加えて、とことんあま~くするのもおいしいですよね。そんな”紅茶は甘党”な人々が愛飲しているのが、市販のミルクティー!紅茶は持ち歩けても牛乳を持ち歩くのは難しい中、市販のミルクティーは手っ取り早く私たちの舌を満たしてくれます。

ところで、ミルクティーの魅力といえば、やっぱりコクですよね。リプトンや午後の紅茶、紅茶花伝など、市販のミルクティーの種類はさまざまですが、一番コクがあるミルクティーはどのミルクティかご存じでしょうか?今日は市販のミルクティーのコクを比べてみましょう!

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■コクを数値化して比較する

さっそく、リプトン・午後の紅茶・紅茶花伝の3つのミルクティーを集めてみました。今回ミルクティーの味を調べてくれるのはこちらのセンサー!

味覚センサー「レオ」です!レオは、食べ物の基本5味(甘味・旨味・塩味・酸味・苦味)を1~5段階の数値で客観的に表現してくれるセンサーです。また、5味それぞれの値を使って、味全体の強さの指標として「コク」も数値化することができます。果たして、コクの値が一番高いのはどのミルクティーなのでしょうか…!?

■それぞれ別々の特徴を持っていた!?

レオに3種類のミルクティーそれぞれの味覚を分析してもらった結果を発表します。まずは、どのミルクティーが一番あま~いのかを比較してみたところ… リプトンが最も甘く、紅茶花伝が最も甘くないことが分かりました!続いて紅茶が本来持つ苦味の強さを比べてみましょう。

こちらは甘味と反比例して、紅茶花伝が最も苦く、リプトンが最も苦くないようです。今のところ、甘味・苦味どちらに関しても、午後の紅茶は息を潜めているようですね。ところが、主にミルクに由来すると思われる旨味を比較してみたところ… 午後の紅茶がダントツで高い値となっておりました!なお、ミルクティーの味にあまり関係しない塩味・酸味については三者間で差はありませんでした。

いよいよ最後に、これらの5味全体の値を使ってコクを数値化してみましょう。

じゃん!!

3種類いずれもコクが高かったものの、僅差で一番コクが高いのは、午後の紅茶となりました!これは、甘味・苦味ともにそれなりの強さを持っているのに加え、旨味の強さが相まって全体的の味が強くなったためだと考えられます。午後の紅茶はミルク感がより強いことも、コクの高さに関係していそうです。

以上より、市販のミルクティーの味は…

・最もあま~いのはリプトン
・紅茶の苦味も楽しめるのは紅茶花伝
・一番コクがあるのは午後の紅茶

だということが分かりました。同じミルクティーでも味のすみ分けが上手くなされているのですね。いつも同じミルクティーしか飲まない方も、たまには舌の気分に合わせてミルクティーを選んでみるのも良いかもしれませんね!

(味博士)

味覚センサーのことがもっと知りたい方は、「味博士の研究所( http://aissy.co.jp/ajihakase/blog/ )」もチェックしてみてください!