スイッチが入ったように、役柄になりきってアフレコに挑む玉森。セリフを言い終えると、恥ずかしそうに台本で顔を隠す――声優に初挑戦するKis-My-Ft2の玉森裕太と永野芽郁が公開アフレコに挑んだ。


9月9日(金)公開の映画『キング・オブ・エジプト』の(TOHOシネマズ スカラ座他全国ロードショー)。7月20日(水)、東京・アバコクリエイティブスタジオにて行われた公開アフレコには、吹替を担当するKis-My-Ft2の玉森裕太と永野芽郁が登壇。大勢の記者が見守る前で公開アフレコに挑んだ。

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■「強がっているだけ」玉森もめっちゃ緊張した役どころは?

玉森が担当するのは、お調子者でひょうきんな盗賊のベック。奪われた恋人の為に、困難に立ち向かう力強さを兼ね備えた勇敢な性格。一方、ベックの恋人、ザヤは彼の救いを勇敢に待ち続けるまっすぐな純粋さを備えた女性。

声優初挑戦となる二人。どんな気持ちで収録に挑んだのだろうか。

黒いロングジャケットに白のシャツ、黒い細身のパンツ姿で登場した玉森。司会者から、率直な感想を聞かれると、

玉森:声だけでのお芝居っていうのがはじめてだったので、何もかもが初っていうのもあって特にアクションシーンとか苦労したんですけど、一つまた一個いい経験ができたなっていうのはありますね。

――はじめてには思えないくらいでしたが

玉森:めっちゃ緊張してました。アフレコとった初日とかめちゃめちゃ緊張してましたけど、そういうふうに強がっているだけです。

永野:アフレコはじめてだったのですごく緊張したんですけど、いっぱい教えてもらって、それに自分らしくできればいいなと思って声をだしてて。なんか自分の声をあてたものを聞いたらすごく嬉しくて、自分がザヤをやれたのがよかった

――映画を見終わっていかがでしたか

玉森:古代エジプト神話と、現代の映像の技術っていうのが、すごくこう僕の中では新鮮で、あっという間に見終わっちゃいましたね。

――アクションもすごいですよね

玉森:アクションもすごいですよ。本当にまばたきを忘れちゃうというかずっと虜になってみていました。

永野: 見た時はずっとドキドキしていてて…ジェットコースたーにのっているような感覚だったんですけど、見終わったあとはずっと涙が止まらなくて不思議な感覚でした。

――どんなところで涙が?

永野:いっぱいあったんですけど……どう説明したらいいんだろう。感動したシーンで……。

玉森:感動したんです、すごく。すごく感動したんです(笑)

永野がコメントに詰まると、すかさずフォローを入れる玉森。 アフレコ初挑戦な者同士、連携プレーができていた。

――取材の方のためにそれぞれのキャラクターをご紹介してください

玉森:僕はベックという役をやらせてもらいまして。盗賊なんですけれど、とてもおちゃらけているんですけれど、怖いもの知らずというか、勇敢に立ち向かえる少年を演じさせてもらいました。 主人公のベックの恋人だったんですけれど、とても優しい子で、でもすごい芯がしっかりしていて、恋人でありちょっとお母さんっぽいところもあり、ステキな女性です。

――キャラクターと自分が似ていると思ったところは?

玉森:これ、けっこうよく質問されるじゃないですか“ご自身と似ているところはありますか?”って。俺、一個もないんですよね毎回(笑)うーん。勇敢でもないだろうなって思うし、おちゃらけてもないなと思うし。だからほんとに新鮮でしたね、今回も。全く自分とは違うので、振り切って演じられましたって感じですかね。

――すごく声がぴったりハマっていたから共通点ありそうな気がしたんですが

玉森:ちょっと勇敢になれるように頑張ります。

――何かのために頑張るっていうのは合っているのではないでしょうか?

玉森:自分で言うのも恥ずかしいですけどね(笑)

永野:なかったです(笑)。あんなにステキな女性じゃないなって思ったんですけど。ザヤみたいな、恋人のことを待ってたりとか、すごく芯の強い女性になれたらいいなっていうのは思いました。

――はじめてオファーをいただいたときどう思われたんですか?

玉森:素直に嬉しかったですね。はじめての仕事っていうのもあったので、また新たな挑戦と経験ができるって意味ではとても嬉しかったですね。

永野:聞いた時はすごい不安だったんですけど、あんまり自分の声も好きじゃなくて。だけど、これをきっかけに自分のいろんな声を自分自身でも聞けたらなって思ったので、挑戦したいなっていう前向きな気持になりました。

いい声ですよね?と司会者から振られると玉森は、 「もちろんですよ!そりゃまあもちろんですよ、何を言ってるんですか。もちろんですよ」 会場からも笑いが漏れた。

――玉森さんの声はいかがでしたか?

永野: ずっとアフレコやってるときも玉森さんの声を聞いてて、もうベックにしか聞こえなくてなんかこう、ベックの声を聞いているから自分自身がザヤになれた部分もすごく多かったので本当に助かりました。

玉森:ぜひいまのを絶対に記事に書いてください、ぜったい(笑)

――人物に声をあてるのは大変じゃないですか、ここは苦労されたというところは?

玉森:アクションシーンですかね。息の使い方とかリアクションとか。あまり普段出さないようなリアクションの声とかだったりしたので、そこは自分の中で同じようにならないように気をつけていましたけれど難しかったですね。 ――何か練習とか?

玉森:参考として映画を見て、吹き替え版を見て参考にしようかなという感じで『ファインディング・ニモ』を見ました。吹き替えのイメージもあったし、ちょっといいかなって思ったんですけど普通に楽しんじゃったんです。こんな感じです(笑)でも何か吸収できたと思います。普段あまり声を張らないので、全部のシーンで声を張っていかないとならないので大変でした。


■玉森のコンプレックスを解消したい神様とは?

今回の映画には、いろんな神様が登場するところもみどころの一つ。いろんなキャラクターの神様がいるが、もしも…という司会者の問いかけに珍回答が飛び交った。

――もしもお二人が神様の能力が手に入るとしたらどんな能力を手に入れたいですか?

玉森:能力…まあでも3つくらい出てきちゃいますね。飛べるのもすごく魅力的っていうのもあるし、あとはカッコ良く走れるの。走り方が僕、コンプレックスなんで…絶対にやらないですけど。ちょっとそういうのなんかうまくカッコ良く走れる能力がもしあればお願いしたいですね。

――それは神様じゃなくても

玉森:あ、練習で……ぜひ、がんばります(笑) あとは、なんですかね。3つ目はテンションが高くなる能力!結構、無愛想とすごく思われがちなんですが、そんなことはないんですがねぜんぜん。なのでちょっとテンションがあがる能力でいいですか…

――永野さんが「ええ!」って言う顔をされていましたが

永野:ぜんぜん優しかったです、初めて会ったときから。
玉森:だそうです。

照れたような玉森。終始、和やかな雰囲気で会見が進行した。

夏休みの予定を聞かれると、

玉森:ライブ中っていうのもありますので、夏休みはライブかなっていう体ですね。気持ち的にも。時間があるのであればちょっとサーフィンが好きなので、サーフィンしに行ったりとか。めっちゃ色白なんですけど…

記者席からも思わず笑いがこぼれる。永野のも初耳だったようで「えぇーすごい!」と驚いた。 新たに挑戦してみたいことは?と聞かれると永野は、
「どっかの竹林に行って、竹を取って流しそうめんしたいんですよ」と、永野の願望に玉森は「すごくファンタジーでいいと思います」と返す。
まるで兄と妹のような、ほんわかとした空気感の中で会見を終えた。


「キング・オブ・エジプト」は、世界20カ国のオープニング興行収入No.1を記録した作品で、古代エジプトを舞台に繰り広げる超ド級の冒険スペクタクル。公開は9月9日(金)TOHOシネマズ スカラ座他全国超拡大ロードショー。

(いまトピ編集部)