カラー(白髪染め)剤による痛みやかぶれに悩んでいる方、いらっしゃいませんか?女性にとって、髪のボリュームや色は気になるところだと思います。痛みがあっても白髪を隠すために我慢してカラー剤を使い続けている人も多いのではないでしょうか?

私の場合は、敏感肌ということもあって、使い続けたことで脱毛がひどくなり、2年前、これ以上使うのは無理という段階になってしまいました。

今回はそんな私が韓方コスメ(韓国の漢方薬剤を主成分とするコスメ)で最もその効果を感じているヘアケア商品についてお伝えしたいと思います。

大量の抜け毛で市販のカラー剤使用を断念

韓方入りのカラー剤を使うきっかけとなったのはカラーした後の大量の抜け毛でした。年齢とともに髪の毛が細くなるのはある程度しかたがないとしても、カラー直後から続く、頭皮の痛みや抜け毛があまりにひどく、国内外のさまざまなナチュラル系のカラー剤やヘナを試しました。

なかなか合うカラー剤がなく、どうしても痒みや痛みが出てしまうのに困っていました。そんなとき、ソウルの「イ・ムンウォン韓方クリニック」で、「セカム」というカラー剤と出会いました。

「イ・ムンウォン韓方クリニック」は、脱毛症や頭皮疾患治療専門の韓方クリニックで、ヘッドスパや併設の美容室もあるため、脱毛症や頭皮疾患の治療・予防のトータルトリートメントができます。脱毛の悩みがある人のほか、美髪をキープするためや髪の毛の状態をチェックしたい人なども来院しています。

アンモニア臭のない韓方薬入りのカラー剤

「セカム」は、カラーの後に頭皮にかゆみがでたり、赤くなる患者さんやご自身のお母さまの様子を間近に見ていたイ・ムンウォン院長が開発した商品です。私も最初に使ったときとてもびっくりしたのですが、カラー剤にある独特のアンモニア臭がまったくありません。先生もとにかくアンモニアをなくして、最大限に化学成分を減らそうと努力したとおっしゃっていました。

原料を選ぶ際にもできるだけを自然の素材を使うことを考えたそうで、空気に触れたりんごが褐色になることや、鉄がさびたら変色する原理をカラー剤作りに取り入れたそうです。

また、カラーの効果を長く維持しながら頭皮を保護できるよう、柿や木の皮、 桑白皮、千年草などの韓方薬剤の抽出物を入れ、まったく刺激がないとは言えないまでも、頭皮に与える刺激感を極力減らしたカラー剤を、試行錯誤の末、完成させることに成功。最初は簡単に作れると思っていたものの、研究開発には1年5カ月間かかったそうです。

色はダークブラウンとブラウンの2種類なので、髪の毛の色はかなり黒に近い感じにはなりますが、2年間使い続けた現在の私と、以前との大きな違いは、大量の脱毛がなくなったことです。髪の毛にもツヤが出てきたので、髪の毛も健康になってきた感じがします。個人的にはカラー後の頭皮の痛みがないのが一番嬉しいことでしたが、色味がもっと増えるともっと嬉しいかも。ただこれ以上色が明るくなると、刺激になる化学成分を入れないとならなくなるのかもしれません。そのあたりのバランスが開発時には難しいのでしょうね。

今回は私の実体験からカラー剤のお話をしましたが、多くの現代人がカラー剤を使うのが日常的な今、カラー剤は日々変化してきています。髪の毛の健康を考え、今使っているカラー剤にどんな成分が使われているのか、一度チェックしてみてください。

(写真・文ともに木谷朋子)

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