がんになりやすい体質を表す「がん家系」という言葉があるように、子宮筋腫になりやすい体質もあるのでしょうか?

子宮筋腫になりやすい体質はありません

母親が子宮筋腫に悩んでいたから、将来自分もそうなるはず……。と心配している人が多くいます。がんをはじめ、ほかの病気でも、親子は体質が似ているから、同じ病気にかかりやすいとされるものは多数。子宮筋腫の場合は、どうなのでしょうか。広尾メディカルクリニック院長の斉藤敏祐先生によると「子宮筋腫になりやすい体質はない」とのこと。つまり、「母もそうだったから」と心配する必要はありません。

また、そのほかにも下記のように言われることがありますが、すべて医学的根拠はありません。

×子どもを産まないと筋腫ができやすい
×筋腫はいつもイライラしている人にできやすい
×太っていると筋腫ができやすい
×喫煙は筋腫リスクを高める
×筋腫は食生活と関係する。肉、魚、乳製品が好きな人は要注意
×初潮が早かった人は筋腫になりやすい
×不規則な生活を行っていると筋腫体質になりやすい
×肌が黄色っぽい人は筋腫ができやすい
×過激なダイエットをすると筋腫ができやすい
×タンポンを使うと筋腫になりやすい
×生理中に刺激物を食べると筋腫ができやすい
×ピルを飲んでいると筋腫ができやすい
×生理中にセックスすると筋腫ができやすい


冷えやストレスと子宮筋腫の関係とは

病気をその一部ではなく、体全体から考える東洋医学では、冷えやすい人、ストレスを溜めやすい人は、子宮系の病気にかかりやすいという考え方もあります。

ストレスは、体の様々な機能のバランスを崩すとされているのは、西洋医学でも同じ。心拍数、血圧などをコントロールする自律神経やホルモンを乱し、体を外から入ってくるウイルスから守る免疫力も低下させてしまいます。東洋医学では、こういったバランスの乱れの影響をうけやすいのが、体の一番弱い部分の子宮だと言われることもあります。

また、ストレスは冷えとも深く関わっており、全身の血液循環を滞らせます。新鮮な血液が運ばれないと、各臓器の働きは低下。特に骨盤内にあり、血液が滞りやすい子宮は影響を受けるのだとか。

冷えやすいと自覚している人は、湯船に浸かって体を温める、心から楽しめる趣味を見つけてストレス発散など、できることから取り入れてみましょう。心地よい体で毎日過ごすことが、子宮筋腫を寄せつけない生活につながるかもしれません。

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