生理が終わる閉経前後に起きるのが更年期障害です。生理が終わったという見分け方はどうするの? 生理痛がひどい人は、更年期の症状も重くなってしまうの? そんな、更年期と生理の関係にまつわる不安にお答えします。

更年期の年代で1年間生理がなかったら閉経と考えて

「更年期にさしかかると、まずは生理の周期が早くなったり遅くなったり、経血量が変わるなどの変化があります。人によってはそのまま生理の回数が減って閉経し、同時に更年期障害の症状が表れます」と言うのは、インターナショナル・メディカル・クロッシング・オフィス院長の堂園凉子先生です。

ただ、まれにホルモン値が激減した後、再び生理がおこることも。
「自己治癒力か何かがあったのではと考えられます。閉経しそうになったけれど、体が『もうちょっとがんばろうかな』となったとか。そういうことも起こりえるのです」

閉経の平均的な年齢は50歳。だいたい、更年期の年代で1年間、月経がなければ閉経です。
「1年間生理がなかったのに、その後ちょっと出た、というのは月経でなく『不正出血』。病気の可能性があるので、すぐ婦人科を受診してください」

生理痛が重くても、更年期障害とは無縁の場合も

更年期についての質問で多いのが、更年期障害と生理の重さとの関係です。普段、PMSも生理痛も重いと、更年期障害が起こりやすくなるでしょうか?

「PMSや生理が重くても、更年期障害とは無縁という方もいます。心と体はつながっていますから『私は症状が出やすい』と思い込むと、体が反応してしまうこともあります。ムダに心配して自己暗示をかけないようにしましょう」

また、生理痛が今までなかったのに、閉経の年齢に近づいて、急に生理が重くなったという場合は、注意が必要です。
「更年期障害の症状として、ないとは断言できませんが、たとえば子宮筋腫があるとか、他の病気が疑われます。婦人科を受診して」

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