ここ1週間の間に、K-POPアイドルたちの日本の雑誌の表紙を飾ることが相次いでいます。EXOのファッション誌「non-no(ノンノ)」を皮切りに、昨日発売された「anan(アンアン)」にはBIGBANGが表紙を飾りました。

「K-POPの人気は落ちた」と言われてきて、数年…。地上波のテレビや雑誌(音楽雑誌は除く)にはすっかり顔を出さなくなり、韓流の聖地と言われる新大久保も以前と比べると静かになりました(その代わり、外国から来た観光客が増えたような…)しかし、今回の表紙ラッシュには「人気が復活してきた?」という声も聞こえてきます。

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今回は、今月発売された&される予定の「K-POPアイドルたちが表紙になった雑誌」を紹介しつつ、最後には去年のコンサート動員数と、CD売上げから見た現在のK-POPの人気を筆者独自に簡単に分析してみたいと思います。


■EXO

non-no

表紙ラッシュのトップバッターを飾ったのがEXO。創刊45周年を迎える「non-no」で、海外男性グループが表紙を飾るのは初ということで話題になりました。そして、発売日には多くの場所でEXO版(今回はEXOが表紙のものとは別に通常版も発行)の完売が続出!なんと、発売3日で4万部の重版が決定したそう。EXO版の累計部数は10万部になるとか。

▼重版をお知らせする「non-no」の公式アカウント
売切れ店続出のノンノ4月号EXO版、重版決定しました!
おかげさまで累計10万部突破‼︎
3/7(月)より全国順次発売予定。
※地域によって発売日が異なります。

Ray

もうひとつEXOが表紙を飾ったのが、同じくファッション誌の「Ray」。こちらも発売前から問い合わせと予約が殺到したとか。また、発売日前に、なんと紙面の画像が流出。大騒ぎに…。流出させたのは取引先である広告代理店だったようですが、「Ray」編集部は素早く謝罪文を出しました。

▼「Ray」編集部の公式サイトからの謝罪文
【ご報告】2月23日発売のRay4月号「EXO特集」誌面内容が、発売前にTwitter上に一部出ていた件ですが、取引先に配布した見本誌からの流出であることが判明しました。今後、このようなことがないよう、改めて管理の徹底をお願いしております。お騒がせして申し訳ありません。


■BIGBANG

anan

「anan」の表紙を飾ったのが、東京ドーム公演で日本ツアーを無事に終了させたBIGBANG。先日、テレビ朝日の音楽番組、「ミュージックステーション」に約4年ぶりに出演し、話題になりました。「anan」では表紙と12ページに渡り掲載。ファッション誌ではないですが、EXOの「non-no」や「Ray」とくらべると、やや年齢層の幅は広めな感じがします。同誌には同じYG所属の新人グループiKONも掲載されています。

ELLE JAPON

BIGBANGがもうひとつ表紙を飾るのが、2月27日に発売されるファッション誌「ELLE JAPON」。今回は、BIGBANG版を特別に発行。「ELLE JAPON」史上初の男性グループのカバーだそうです。海外のセレブたちが多く掲載され、ハイファッション誌と言った感じの「ELLE JAPON」の表紙とは、さすがのBIGBANGです。


■SHINee

AERA

SHINeeは週刊誌「AERA」の2月29日号の表紙に。今までも多くのK-POPアイドルや韓流スターたちが表紙を飾ることがあった、「AERA」。今回は、2014年5月の東方神起のユンホが表紙になって以来のK-POPアイドルの表紙となりました。他のグループがファッション誌だったのに対し、SHINeeは週刊の社会誌というのがちょっと他と違う感じ?


■iKON

JELLY

韓国では昨年の秋にデビューをし、日本でもデビューを果たしたばかりの新人男性グループ「iKON」も、表紙ラッシュの仲間に。デビューしたてでアリーナツアーを開催したりと、大物ぶりを発揮しているiKONですが、彼らが表紙の「JELLY」はAmazon限定版とのことで、店頭では買えないものになっています。

NYLON JAPAN

もうひとつiKONが表紙を飾るのが、ファッション誌の「NYLON JAPAN」。こちらも「JELLY」同様、ネットでしか買えない特別仕様になっています。この2冊の他にも音楽雑誌の「WI?xT」の表紙も飾っています。ネット限定の特別版とはいえ、デビュー1年も経たない新人グループが表紙というのは異例なことで、スゴイことではないかと思います。


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この雑誌の表紙ラッシュが「K-POPの人気の復調の兆しなのか?」と見えるところですが、実際にはどうなのでしょうか?去年(2015年)のコンサート動員数と、CDの売上データで見てみましょう

日経エンタテインメント!が調査した2015年のコンサート動員数ランキングによると、発表されたトップ50の中には、6位の東方神起(動員約78万人)8位のBIGBANG(動員約70万人)を始め、K-POP勢は6グループランクイン。テレビなどの表舞台からは遠ざかったものの、コンサートに足を運ぶ人数は非常に多いようです。

CDの売上枚数については、オリコンが調査した2015年売上ランキングを見てみると、シングルの場合、ジャニーズやAKB、EXILEファミリーには敵わないものの(売上の上位25位まではほとんどこの3つで占められている)、34位にEXOの「Love Me Right」が約19万枚の売上でランクイン。アルバムになると、15位に東方神起の「WITH」が約26万枚の売上でランクインをしています。他にも音源を発売をすれば数万枚は売上げるグループも多数いるようです。

総合してみると、昔ほど表には出なくなった(地上波のテレビや雑誌など)ので「ブームは完全に去ったのか?」と思われがちですが、実際は見えないところで根強い人気が続いていたということになるのでしょう。

ここ数年は雑誌の表紙を飾ることから遠ざかっていたK-POPアイドルたちでしたが、今回の雑誌の表紙ラッシュは、以前のような異常なブームにはならないものの、K-POPの未来へ新たに前進する明るいニュースになりそうな気がしました。

それでは、また!アンニョ~ン☆


(西門香央里)