二重でクマができやすく、顔が老けてみえたり怖い感じになってしまいます。どうにか目立たなくする方法はないでしょうか?
(質問者 れのんさん)

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れのんさんのように、なかなか消えない目の下のクマに悩む女性は多いと思います。今回は、著書『365日のスキンケア』の中でも、クマの改善法を数多く紹介している「銀座 ケイスキンクリニック」院長、慶田朋子先生に、クマの対策法について伺いました。

クマは原因別に4種類。あなたのクマはどれ?

目の下のクマと一言で言っても、大きく4種類に分けられます。
1つ目は、皮膚の代謝が低下し、メラニンの沈着y角層の重層化による「茶グマ」。2つ目は、冷えや疲れで血流がうっ滞し、青っぽく見える「青グマ」。3つ目は、加齢変化で生じた目の下のコラーゲン線維の劣化で、皮膚の伸びやたるみ、細かいシワが生じ、陰影が目立って出来る「たるみグマ」。4つ目は、加齢変化で生じた目の下の陥没、陥凹が目立つ「凹みグマ」。それぞれ原因が異なるので、予防法や治療法も違ってきます。

【茶グマ】対策はシミと同じ。こすらず美白ケアを

茶グマはシミ対策が一番。皮膚科では、代表的な美白剤「ハイドロキノン」と「レチノイン酸」を外用薬として処方しています。こする行為で、自ら茶グマを作り出している場合も少なくないので、クレンジングやメイクアップの時にできる限りこすらないようにすることも重要です。
また、乾燥や誤ったスキンケアで皮膚のバリア機能が乱れ、目周りの軽い皮膚炎を繰り返すことでも、メラニンが増えて茶グマになってしまいます。早目に皮膚科での治療を受けましょう。
美白におすすめの食べ物は、抗酸化力が高くメラニンをできにくくする、ざくろやベリー系の果物やくるみ、美肌づくりに欠かせないβ-カロテンや、ビタミンB1、Cを含むオクラ、パプリカなどです。

【青グマ】貧血や冷えを改善することも大切

青グマは、皮膚が薄く色白な人で目立ちやすくなります。治療では、下まぶたのコラーゲン線維を再生させ、厚くする照射治療で改善することができます。また、貧血や循環障害も一因なので、鉄剤内服や冷え対策も効果的です。

【たるみグマ】日焼けを防ぎタバコをやめて酸化ストレスを減らす

たるみグマの治療は、たるんだ皮膚を引き締める照射系治療で改善することができます。セルフケアで心がけて欲しいのは、酸化ストレス対策。日焼けしないこと、タバコを吸わない、サビ予防を意識した食事を心がけるなど、肌の老化につながる活性酸素の発生を抑えましょう。

【凹みグマ】ヒアルロン酸でボリュームアップ

凹みグマの治療は、ヒアルロン酸注入で凹んだ部分をボリュームアップするのが一番。ただし、目の周りの皮膚がたるんだ加齢肌では、皮膚を引き締める照射系治療を組み合わせないと、たるみが目立ってしまったり、新しいシワが目立ってしまうことも。眼の下の注入は非常に難しいので、経験のある医師にご相談ください。

今回は、できてしまったクマの予防法と治療法を伺いましたが、クマを予防するには、“こすらないスキンケアとメイクアップ方法を守り、しっかり保湿する、紫外線を浴びないことに尽きる”ということ。いつまでも若々しい印象を保てるよう、クマ予防に気をつけていきたいですね。