「ヤセられない人は、なぜかお金も貯まらない」──こう聞くと、ドキッとする人は多いのではないでしょうか。

節約アドバイザーの丸山晴美さんが、自らの出産後、体重と体型が戻らずダイエットに悩んだ時に気付いたのは「節約とダイエットには共通点が多い」ということだそう。「ムダを省き、必要なものだけを買ったり食べたりすることで、お金は自然に貯まるし、体脂肪も減っていくんです」。そして見事5キロのダイエットに成功。
一方、5000人以上の食事指導をしてきた管理栄養士の伊達友美さんは「ダイエットにお金を浪費する人はリバウンドしやすい」と言います。

ムダな出費を減らすだけで、自然にヤセてお金が貯まるというのが、お金とダイエットのカリスマが出した結論。2人の共著『お金が貯まるダイエット』(マガンジンハウス)から、「お金がたまってヤセられる」方法を紹介します。

「なんとなく消えているお金」はほとんどが体脂肪のモト

例えば、高い物は何も買っていないのに、なぜかお金が消えていくと感じたことはありませんか? 一度、買ったものをすべて記録してみるとわかりますが、「なんとなく消えているお金」の正体は小さな出費の積み重ね。それも「食べ物」であることがほとんどなのです。

会社帰りにふらっと立ち寄ったコンビニで目について買ったスナック、スーパーのレジ横にあって反射的にカゴに入れたチョコレート、自動販売機で買った清涼飲料水などなど……。こうした、空腹を満たすというより、ストレスや不安、寂しさをまぎらわすために買ったものは、体脂肪に変わって体を太らせるだけにムダな出費です。

がんばって「ヤセよう」「貯めよう」と思わなくても、こうしたチリツモ出費に気付き、ムダを減らすことで、同時に体脂肪もスルスル減っていきます。

「ダイエットのため」に使うお金をなくすとヤセられる

人がムダな出費をする時は、何かしら言い訳をするもの。その中でも最初に減らしたい「言い訳出費」は、「ダイエットのため」に使うお金です。

「美と健康にはお金を惜しまない」という人がいますが、本来は「美と健康には努力と労力を惜しまない」が正しい考え方。“努力と労力”の代わりにお金を使うと、たとえ一瞬はヤセられたとしても、その状態が続かず、すぐにリバウンドしてしまいます。

少なくとも「ラクにやせる」ことをイメージさせるものにお金を使うのはNG。そんな都合のいいものはこの世の中にはありません。また、ダイエット中の人がつい買ってしまう低カロリーやゼロカロリーの飲料や食品なども、実は代謝を低下させるので、脂肪が燃えにくい体を作るためにわざわざお金を払っているようなもの。

そもそもダイエットのために特別な出費は必要ナシ。「ダイエットのため」にお金を使うのはやめようと決心するだけで、自然にヤセて貯金もできるようになります。

ストレスがたまっている時は浪費とリバウンドのピンチ

人は落ち込んでいる時には必要以上にお金を使ってしまったり、後悔する買物をすることが、さまざまな調査で証明されています。食事に関しても、つい好きなもの、甘いもの、お酒などを大量に買ったり食べたりしてしまうことは、多くの人が経験済みではないでしょうか。
ストレスがたまっている時や落ち込んでいる時は、スーパーやコンビニ、レストランやカフェには近づかず、ひと晩寝て気持ちが安定してから出直すのが賢明です。

いかがでしたか? 
『お金が貯まるダイエット』では、スーパーでの食材の選び方や外食・中食でのお金の使い方など具体的な方法もたくさん紹介されています。
お金を貯めたい人、ヤセたい人はぜひ実践してみて。

【参考】
お金が貯まるダイエット』(マガンジンハウス)