「シャープ、茶葉を販売!」というニュースにお茶界隈の人たちがザワついています。
シャープがお茶メーカー「ヘルシオお茶プレッソ」用の碾茶(てんちゃ)の茶葉を発売すると発表しました。碾茶というのは抹茶の元になるお茶で、本来碾茶を石臼で挽くと抹茶になります。

・「なに言ってるかわからないと思いますが、弊社、茶葉の販売はじめます。」(シャープ公式Twitterより引用)

このシャープの中の人のツイートに「目の付け所がシャープですね」といった目の付け所に感心するコメントが続々と寄せられています。

商品名は、そのまま「ヘルシオお茶プレッソで飲む抹茶 XZ-TNB01A」。

茶葉は碾茶独特の形状で、ぱっと見、焼きそばにかける青海苔っぽく見えます。碾茶は製造工程の中に、煎茶などとは違って揉みの工程がないので、煎茶のように針状に長く細くよれた茶葉にはなりません。
また、摘採前に20日以上被覆をして日光を遮ることで苦み渋みの生成が抑制され、テアニンが多い甘み旨みが豊富なお茶になります。香気は玉露と同様に覆い香(かぶせ香)があります。

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「ヘルシオお茶プレッソ」はお茶の葉をすりつぶして丸ごと摂取できるというのが特徴で、カテキンなどの栄養が摂れる健康的な点や、ボタン1つで淹れられ茶殻も出ない便利なところが注目されている家電です。
今回、自宅で挽きたての抹茶を楽しみたい方向けに専用茶葉が販売されます。家電でいうところのサプライ・周辺機器的な立ち居地でしょうか。Twitterでも、「プリンタのトナーみたいな感覚で受け取っております(笑)」や「なるほど、お茶プレッソのサプライ扱いなんですね(笑)」という声も。


自社製品専用の茶葉の販売を始めるシャープ。家電メーカーが食品販売に参入ということで、世間でも驚きの声があがっています。

・「シャープは茶葉売るし、去年のCEATECでは東芝がキャベツ展示してたし、日本の家電業界は青物屋になってしまうのか」

シャープといえば液晶というイメージがありますが、まさかお茶を販売するとはだれも思っていなかった展開ではないでしょうか。そのうちトースター用のパンや、炊飯器用のお米といった商品を売り出す家電メーカーも現れるのでしょうか。


■そんな世間の反響の中、Twitterではあらぬ方向で盛り上がっています。

ことの発端は、あのシャープの中の人のツイートです。
・「電機メーカーが茶葉を商品化したらガジェットっぽい型番がつくの、最高にクールと同時に最高に無粋」

「ヘルシオお茶プレッソで飲む抹茶 XZ-TNB01A 」
品番のあるお茶は見かけますが、型番というのが家電メーカーっぽいと言えますね。
その型番から、Twitterでもいろいろは憶測や妄想が・・・。


・「品番が工業製品っぽい…。」
・「XZ-TNB01Aとかじゃなく「ゐー五六参」とかにならへんのかな。」
・「型番のTNBは京田辺のお茶とか?w 産地の違うお茶があったら比べ飲みが出来て面白そうです」

ちなみに、京都の京田辺市はお茶(宇治玉露・宇治抹茶)の産地です。

・「型番の最後Aってことは今後BかCまではあるな。」

「XZ-TNB01A」の次は「XZ-TNB01B」!?最後は「XZ-TNB01Z」。。。

さらには、このまま行ったら将来は家電量販店の一角に・・・という妄想もふくらみます。

・「そのうち茶葉の種類が増えて家電量販店に茶葉コーナーができるかも?」

あながち無いとはいえない画だなと思います。



昔は多くのお茶屋さんでは碾茶を仕入れて、店先でお客が必要な分だけ石臼で挽いて抹茶を販売していたこともあったとか。今では工場で挽きあげた抹茶が販売されていますが、芳しい挽き立ての抹茶を味わってみたいものです。

筆者は以前、静岡のお茶の郷博物館で碾茶を石臼で挽いたことがありますが、はじめて数分で音を上げてしまいました。体験用の小さな石臼でしたが重くて、ほんの少量の抹茶を挽くのも力仕事です。
いまは機械がボタン1つで挽いてくれるなんて、便利な世の中になったものです。


多方面に影響を与えているシャープの茶葉販売開始。お茶好きの筆者も一度は飲んでみたいものです。

シャープの中の人、ぜひgooいまトピで「ヘルシオお茶プレッソで飲む抹茶 XZ-TNB01A」のレビューをさせてください!


(satomin@日本茶インストラクター)


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