こんにちは。西門です。

先日、ソウルに3日間行ってきました。目的は…

SHINeeのジョンヒョンの初ソロコンサート

を見るため!!

【全画像は記事下部の「関連記事」1本め(元記事)よりご確認いただけます】

今回のソロコンサートは、S.Mエンターテイメントが手掛ける新しいライブブランド「THE AGIT」のこけら落とし公演となっており、江南にあるS.Mのアミューズメント施設「SMTOWN@coexartium」内のシアターで行われました。このシアター、なんとキャパが800人というこじんまりした規模!

ジョンヒョンのソロコンサートは「THE STORY BY JONGHYUN」というタイトルで、10月2日(金)から始まり金~日(2週目のみ木曜公演あり)のみの公演で3週に渡り計12回行われました。

東京ドームでコンサートを行うようなSHINeeのメンバーを間近で見れるなんて日本ではなかなかあり得ません…。そんなわけで公演が決まった時から大興奮。

筆者はSHINeeのメンバーは全員好きですが、ジョンヒョンの音楽センスと才能に以前から注目していて、今回のコンサートが決まった時は「絶対に行こう!」と決めておりました。なんとかチケットを入手して、待望のジョンヒョンの歌と音楽を思う存分堪能してきました!

今回はジョンヒョンの初のソロコンサートのレポートをお送りしたいと思います。


■グッズ売り場には長蛇の列が…買えたのは…

筆者がコンサートを見に行ったのは10月8日(木)の回でした。ソウルに着いてホテルにチェックインした後、早速会場に向かいグッズ売り場の確認に。

▼SMTOWN@coexartiumに到着

会場に到着をすると、すでに列が。とりあえず並んでもそんなに時間がかからなそうだったので、並んでみることに。

ただ、グッズの一部が売り切れとのこと…。ポスターやマグカップなどはまだあったようですが、筆者がほしいグッズは買えるのか。

▼ここでレジで注文したグッズを受け取ります

並んでいる間にちょこっとだけ周りを見回してみると、ジョンヒョンの部屋をイメージしたようなディスプレイがありました。

▼真ん中にはジョンヒョンが書いた小説「山荷葉」が

ディスプレイには直筆メッセージも。

「わたしの話ではなく私たちの話…。素敵な時間を一緒に残して見て!」

と書いてあります。

▼ジョンヒョンからの直筆メッセージ

30分ほど並んで入手出来たのは、ペンライトと缶バッヂ。一番欲しかったもの(楽器のカズー。コンサートで使うと聞いていたのですが)は買えず…。でも、良い記念になりますね。

▼コンサート名の入ったペンライト缶バッジ

コンサートの時間まで、食事や買物などをして時間を潰し、開演の30分前に会場に入場。今回のコンサートは個人応援物(うちわやボード等)は一切禁止、録画・録音も禁止のため、入場時に荷物の中を入念にチェックされました。自分の席についてからも、スタッフが会場内を歩き回りながら「カバンは足の前に置いてください!」とアナウンス。なかなか厳しかったです…。

席につくと、両サイドに大きなスクリーン。一列目から最後尾まで緩やかな段差があり、どこからも見える形状でした。映画館みたいな感じです(実際、ここはホログラムシアターやサラウンド上映などで使われています)私たちの席(15列目)からも、バッチリ肉眼で見える距離です。それだけで興奮します…。


■幕が開いたら、そこは「ジョンヒョンの部屋」だった

20時、客電が消えていよいよコンサートの始まりです。

幕が開くと、ジョンヒョンの姿が。1曲目は「Deja-Boo(デジャブ)」
SHINeeやSMTOWNのコンサートでもたびたび披露されてきた、ジョンヒョンの代表曲です。歌い慣れた曲でコンサートは始まり、2曲目の「Hallelujah(ハレルヤ)」では、白いタートルネックセーターに身を包み腰をくねりながら踊ります。そのダンスは、非常にセクシーでした…。

2曲が終わったところで、「SHINeeのジョンヒョンです」と挨拶。

そして、ステージ両脇の大きなスクリーンにジョンヒョンからのメッセージが映し出されます。

「今回沢山の方が外国からいらっしゃっていますが、このステージは僕の話なので、すべて韓国語で進行します。言葉がわからない事があるかと思いますが、僕の心が伝われば嬉しいです」

というようなことが、日本語、英語、中国語で書かれていました(正確な文章はは曖昧ですが…)。

今回のステージのタイトルは「STORY BY JONGHYUN(ジョンヒョンによる話)」そして彼がコンサートに先駆けて出したアルバムのタイトルも「STORY(話) Op.1 」です。
彼はこのステージで自分の話をファンに語る場として設定されたのかな?と、このメッセージで思い、そしてこのメッセージの中にジョンヒョンの気遣いを感じました。(ちなみに筆者は韓国語は勉強中ですが、ほとんど分からないのです…すみません)

ジョンヒョンの合図で後ろの幕が開くと、そこにはソファーやテーブルなどが置かれたリビングルームのようなセットが。まるでジョンヒョンの「部屋」に招かれたような気分です。その「リビングルーム」には今回のステージで彼をサポートするバンドのメンバー達がひかえています。そう、今回のコンサートは、テープ等ではなく、ライブバンドなのです!バンドだと言うところにも、このコンサートにかける意気込みを感じます。
ひとしきり挨拶が終わったところで、コンサートの再開です。 ライブバンドで始まる1曲目は、「ジュリエット」。SHINeeの代表曲ですが、この曲はジョンヒョンが作詞したもので、いつものポップで軽やかな「ジュリエット」がしっとりした雰囲気を持つアレンジに変わっていました。

その後衣装替えがあり、黒いシャツのボタンを開け胸元があらわになったセクシーな衣装で戻ってきました。そして、EXOに提供した「Playboy」を披露。EXOの曲の雰囲気とはまったく異なり、「ジョンヒョン色」になった「Playboy」は色気たっぷりのナンバーに。「No More」、「Red Candle」と立て続けに自分が提供した曲をセルフカバー。


■ゲストとのやり取りに笑顔あふれる姿

そして、毎回異なるゲストが登場するコーナー。全12回の公演で、異なるゲストがここで登場します。
この日は自身のラジオ番組「青い夜 ジョンヒョンです」でも毎週登場すると言うシンガーソングライターの「コーヒー少年(Coffeeboy)」さんが。SHINeeでは見せない表情で、ゲストと絡み、とても嬉しそうで楽しそう。時折、ゲストの太ももをポンポン触ったり、手を握ったりとスキンシップも旺盛。相手が自分より年上だからなのか、無邪気なジョンヒョンの姿がそこにはありました。

ゲストとの話は結構長いもので、筆者は韓国語が少ししかわからないので、詳しくお伝えする事が出来ませんが、とにかくジョンヒョンがとても楽しそうだったのが印象的でした。ゲストとチェキで2ショットを撮る時なんか、本当に子供みたい(笑)

衣装替えのためにコーヒー少年さんにステージを渡すと、あっという間にセットが片付けられ、ゲストの歌のコーナーです。
私はコーヒー少年さんの歌を聴くのは初めてでしたが、彼の歌はほんわか優しくて、とても温かい気持ちに。韓国のファンも彼の歌を一緒に歌い、会場は大合唱になりました。


■暗闇の中に響く優しい歌声…そして涙…

次のコーナーで幕が開くとラジオのDJブースが。そこは彼自身のラジオ番組の風景をイメージしたセットに。DJブースでラジオの時のようにメッセージを読み上げます。その声は優しく包み込むようで…。

最初にラジオ番組から生まれた曲「U & I」を披露。時折笑いながら可愛らしく歌い上げます。
2枚目のソロミニアルバム「話」は、自身のラジオ番組のコーナーで、ファンから寄せられたエピソードにジョンヒョンが曲をつけると言う企画から生まれた曲で構成されています。このコーナーでは、そのラジオの風景を再現しラジオで生まれた曲を披露しながら、ファンとの対話で進行して行きます。優しさに溢れた空気。ジョンヒョンのラジオ番組での姿が浮かんできます。

11曲目の「02:34」が終わった後、自ら執筆した処女作「山荷葉」を紹介。この小説は、彼が今まで手がけてきた詞が元になったフィクションの小説だとか。照れくさそうに中身を少し紹介しながら、その中の「I'm Sorry」の話を読んだところで、「次の曲に入る前にペンライトを消してください」とファンに促しました。

いつものコンサートならバラードの曲でもペンライトはついたままですが、ジョンヒョンはここでは全ての灯りを消して欲しいとファンにお願いをしました。つけたままにしているファンに優しく「ペンライトを消してください」と促し、全部消えたところで、客電もステージの灯りも消え、真っ暗に…。そして、「I’m Sorry」のピアノの旋律が暗闇の中で静かに流れ…。

暗闇のステージからうっすらと姿が浮かび上がり、歌いだすジョンヒョン。周りが何も見えない中で聞こえてくる彼の声は、本当に近くにいるみたいに感じて…。「ミアネ(ごめん)…」と悲しくつぶやくように歌う声に、胸が締め付けられます…。周りからはすすり泣く声も聞こえてきました。

曲が終わると両サイドの大きな画面に「一日の終わり」のMVが流れ始め、灯りのない暗闇の中、「一日の終わり」が始まりました。優しくささやくように歌うオリジナル曲とは異なったアレンジで、最初は優しく、後半は力強く歌い上げられる。そこには優しさだけではない「想い」が込められてました。

▼JONGHYUN「End of a day(一日の終り)」MV

そして、ステージに薄いスクリーンが下ろされて始まったのが、「傘下葉」。ピアノのソロから始まり、曲が進むにつれて重なるストリングス。スクリーンには咲いてやがて枯れて行く花の姿。切ない歌に、気がついたら私も涙がこぼれていました。


■カラダに感じるグルーブ感…これが「ライブ」なのだ

VCRが流れ会場の雰囲気も落ちついたところで、再び登場。ストライプのスーツに身を包み、ビシッと決めたジョンヒョンが「Fine」でファンを盛り上げます。

そして、ソロデビューのタイトル曲だった「CRAZY」。生バンドで演奏される「CRAZY」は太く分厚いバンドの音がピッタリ。もちろん、歌もラップもこなします。今までのコンサートでは会場の規模もあるかも知れませんが、「生」の歌声をちゃんと感じられる機会が少なかっただけに、この「CRAZY」はジョンヒョンのパワフルで魂のこもった歌声とそしてライブバンドだからこそのグルーブ感をしっかり感じられる曲に仕上がっていました。これこそ「ライブ」の醍醐味!

ここで本番が終了。なんと2時間が経過!そして、会場内はアンコールのコールの嵐です。

アンコールは、ソロ1stミニアルバム「BASE」の隠しトラックとして収録されてた「Fortune Cookie」で幕開け。さっきとは打って変わって、カジュアルな姿でステージに戻ってきました。
「Beautiful Tonight」ではジョンヒョンがサビの部分の煽り方をファンに伝授。会場を右サイド、中央、左サイドで異なるパートを分けて歌わせます。これが大成功!満足な顏でジョンヒョンは歌を続け、そしてグッズにもなっていたカズーを取り出し、カズーでパフォーマンス。カズーを持っているファン(この日は早々に完売してしまったため、持っている人は半分も居ませんでしたが…)にもパフォーマンスを促します。ファンの声とカズーの音で、会場は大盛り上がり。

そして、バンドのメンバーにもサビの部分を歌ってもらうためにマイクを向けに…こういうことに慣れていないのか、照れくさそうに歌うバンドのメンバー達が新鮮でした。ジョンヒョンは飛び跳ねながらステージを駆け回り、最後まで笑顔いっぱいで、ステージは終了しました。

全18曲の全てのパフォーマンスが終わったとき、時間は2時間20分を超えていました。


■ジョンヒョンとファンたちの「私たちの話」

このステージは、話が長いので韓国語がわからない人にはちょっと辛かったかも知れませんが(筆者もその一人…)、それでも冒頭に彼がスクリーンのメッセージで伝えた通りに、ジョンヒョンの心はちゃんと会場にいるファンに伝わってきたのではないでしょうか?まさに「歌」だけでなく、「話」を聞くコンサートでもありました。

筆者の席は15列目とわりと後ろの方でしたが、そんなことを感じさせないくらい、ジョンヒョンの存在をとても身近に感じることができました。「物質的な距離」以上に「心の距離」を近いと感じたコンサートは、沢山見てきた中でも数多くありません。

彼が私たちに「話」かけてくれているような、そんな気持ちにもなり、実際に会話しているわけではないのに、そこには確かに「会話」がありました。「音楽」を通した「会話」、そしてジョンヒョンの「話」から生まれる「会話」。ジョンヒョンと私たちはこの2時間半の間に、たくさんの話をしたのかもしれません。

ジョンヒョンの直筆のメッセージにあったように

「わたしの話ではなく、私たちの話」

がここで生まれたのです。
ジョンヒョンの力強さだけではなく、優しさ暖かさまでもが、すべてをこのコンサートで感じることができました。そこにいたのは「アイドル」でななく、「アーティスト」であり「ミュージシャン」であるキム・ジョンヒョンだったのです。

ソロ活動で改めて類まれな才能を披露したジョンヒョン。このコンサートではのびのびと自信を持って歌い、SHINeeとはまた違う姿を見せてくれました。
最初に「SHINeeのジョンヒョンです」と挨拶したように、彼には「SHINee」という戻るべき場所があるから、自信を持ってソロ活動を出来るのかもしれません。

今後もソロとしてライブバンドを従えた活動を期待したいですし、この経験を是非SHINeeでも活かしてもらいたいです。これからのジョンヒョンが本当にとても楽しみです!

コンサートの後、今回配布されたスローガンで記念撮影をしましたよ~(コンサートごとに違うスローガンが配布されました)

▼「ささやいて、あなたのセレナーデ」と書いてあります

それではまた来週!アンニョン~☆


(西門香央里)