「妊婦は便秘になりやすいから、くれぐれもご用心」。妊娠を報告したときに、先輩ママがまっさきにくれたアドバイス。でも、私はもともとおなかがゆるいほうだし深刻に受け止めていませんでした。しかしその2ヵ月後、しっかりと洗礼を受けることに……。

お騒がせの便秘騒動

ある日の夕方、職場で便意をもよおしトイレに行ったものの、なかなか出てくれません。そういえば1週間ほどなかったかも……と、のん気に気づいたときにはもう遅い。下腹部のモーレツな圧迫感と痛みに襲われ、立ち上がることもままならず、なんと2時間もトイレにこもる非常事態に。たかが便秘がこんなにツライなんて……(泣)。

あまりに席に戻らないので心配した後輩にヨーグルトを買ってきてもらう(しかもトイレで食べる…)も、ぜんぜん効きません。脂汗をたらし意識朦朧としながら、なんとか頑張っていきんでみる。大げさに思うかもしれませんが、もしかしてこのまま赤ちゃんが出てしまうんじゃないか、もうこれでお別れなんじゃないか……とそのときは本気で絶望的な気持ちになりました。

病院に駆け込むも…

すでに18時でしたが、後輩が一生懸命調べてくれた病院にタクシーで駆け込んだところ、そこはなぜか漢方のお医者さん。「ここでは何もしてあげられないから、薬局で座薬を買って使うように」とアッサリ。でも、妊婦は市販の薬はダメなんですよね?

あせって119番。さすがに救急車で運ばれようとは思わないけど、近くの病院(119だけに救急対応病院)を教えてもらい電話。「来てもらってもいいが、胃腸薬を処方するくらいで即効性はない。もしガマンできるなら明日かかりつけの医者に行ってはどうか」って、ガマンできないから困ってるんですーーっ!

などとやってるうちに、なんだかおなかがゴロゴロしてきました。たまたま目の前にあったラーメン屋のトイレに駆け込む。そして3分後、すべてが解決したのでした……。ああ、なんてお騒がせ(苦笑)。会社のトイレに入ってからはや4時間。付きあわせてしまった後輩に恥ずかしいやら、申し訳ないやら。終わってしまえば、いったいなんだったんだ、この4時間……。

さらに、妊婦に多いあの症状まで

後日、妊婦健診でそのことを伝えると下剤が処方されました。寝る前に水に数滴たらして飲めば、腸の働きがよくなり翌日お通じが。子宮が大きくなると腸が圧迫されるため、便秘になる妊婦さんは本当に多いみたい。侮ってはいけないとつくづく。

そして翌週には、これまた妊婦に多いと言われる例のアレが発症したんです。悲しいかな、1日でお尻に身に覚えのない大きな突起物が出現。痛みもあり、出血が止まりません。ひどいと貧血になることもあるそうで、これまた焦りましたが、薬局で妊婦でもOKというステロイドなしの軟膏を求め、常に清潔を心がけ、なんとかしのいでいます。というか、慣れてきたかも…? ふと、マタニティ雑誌の「7ヵ月」の欄を見ると、「便秘や痔になりやすくなる」としっかり予言されていました(苦笑)。

そうこうしているうちに、私はめでたく?42歳に。赤ちゃんはスクスク成長し、激しいときはおなかがボコンボコンと波打つのがわかるほど元気いっぱい。幸せな気分で満たされる瞬間が多く訪れるようになりました。どうか、このマイナートラブルが、妊娠ライフ最大のピンチでありますように……。

(フリーライター:五十嵐なな)

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