夏に受けた紫外線の影響が出始めるのはこれから。肌内部に潜むシミ予備軍を撃退するためにも、正しいシミ対策でしっかりケアすることが必要です。「美白コスメも揃えたし、サプリも摂っているから私は大丈夫!」と安心している人は要注意。

すがわら皮膚科クリニック副院長の菅原由香子先生は、「自己流の間違ったやり方でシミを悪化させてしまうケースが多い」といいます。ここでは、普段の生活でついうっかりやってしまいがちな6つのNG習慣とその理由について説明します。

(1)朝食に柑橘系フルーツを食べる

オレンジ、グレープフルーツなどの柑橘系フルーツ、パセリ、セロリ、キュウリ等には、太陽にあたると体が紫外線を吸収しやすくなる「ソラレン」という成分が含まれています。ソラレンが体内で分解されるのは約7時間。朝~日中には食べずに、夕方以降食べるようにするのがオススメです。朝、グリーンスムージーを作って飲んでいる方は、ソラレンを含む食材を使わないように気をつけましょう。

(2)ビタミンCを一度にたくさん摂る

ビタミンCは抗酸化力が強く、活性酸素から体を守り、お肌のコラーゲンを増やし、メラニンの生成を抑制するサポートをしてくれます。老化予防、美肌のためにも積極的に摂りたい栄養素ですが、一度に体に吸収できる量は限られています。水溶性なので余った分は尿中に排出されますが、大量にとると吐き気、下痢、尿路結石の原因になる場合も。朝昼晩とこまめに分けて摂取することを心がけましょう。

(3)自己流フェイスマッサージ

間違ったマッサージで肌をこすると、肌を傷つけメラニンを活性化させる原因になります。特に頬骨の部分のシミ(肝斑)は、日常生活での機械的刺激が原因になる場合が多いのです。シミ対策には、顔のツボ押しや耳をグネグネ揉むのがオススメ。血行がよくなり、肌に余計な刺激を与えずに新陳代謝を活発にすることでメラニンの排出をサポートします。シワ、たるみ予防にもなります。

(4)美白コスメはラインで揃えると効果的

美白用のスキンケアと一言でいっても、何が化粧品の中に入っているのかわからないで使っている方がほとんど。本当にシミの元となる細胞の活性を弱める物質が入っている化粧品もあれば、効果がないのに美白用化粧品と謳っているものもあります。さらには、シミに効く物質が入っている化粧品があっても、ラインのすべてにそれが入っているわけではないので、ラインで揃える必要はありません。

(5)日焼け止め対策は春夏だけ

紫外線の量に違いはありますが、秋は真夏の半分、真冬でも3分の1の量の紫外線が降り注いでいます。少ないからといって油断は禁物。特に、空気が乾燥する季節で、お肌も水分量が低下し紫外線を吸収しやすい状態になっているので注意が必要です。秋冬もしっかり日焼け止め対策をしてください。

(6)コンシーラーでシミを隠す

シミを隠そうとコンシーラーを塗る、ファンデーションの厚塗りを続けるなど、摩擦による肌への刺激を繰り返すことは、メラニンを増やす原因になります。シミを薄くする大事なポイントは、シミの部分に触らないようにすること。クレンジングや、洗顔、化粧を塗る時も、ゴシゴシこするのではなく、壊れものに触れるようなイメージで肌をやさしく扱いましょう。シミケアは隠すのではなく、薄くするための努力が重要です。

すがわら皮膚科クリニック
岩手県 一関市山目字中野62-1
0191-33-2332

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