7月19日に千葉・柏PALOOZAからスタートしたINKT初のライブハウスTour『サイサリスTour2015』。横浜や名古屋、大阪など全国7都市をまわり、8月7日(金) ebisu LIQUIDROOMでツアーファイナルを迎えた。

初のツアーファイナルという記念すべき日。開演前でもすでに熱気に満ちているオーディエンス。会場が暗転すると悲鳴に近い歓声があがり、メンバーがステージに登場するとその声はさらに強くなった。ファーストツアーの最後を飾るLIVEがスタートした。

『Wanderlust』で勢い良くスタートしたINKT。照明も青から赤へ様々な色を放ち会場を熱くさせた。KOKIが「ラストだぞ!東京!」と叫べば、しっかりと答えるオーディエンス。KOKI「声出せんのか? 本当の最後の最後まで盛り上がっていけ!」前のめりになって煽る。

一瞬の間を置いて『Fight for freedom』、『A Whole New World』と翻弄していくINKT。kissyが奏でる繊細な音色としっかり絡み合う重低音で会場を揺さぶる。複雑な音色が幻想的な世界を演出し、美しい旋律に引き込まれ、誰もが圧倒された様子で大きな拍手を贈った。巧みな照明づかいで輝きを増すINKT。keiのギターソロで隙を与えずにオーディエンスを魅了。

続いて『Past & Future』。一瞬にしてがらりと世界観を変えてくるのも実にINKTらしい。拳を高らかにあげたKOKIは、BassのmACKAzと共にRAPで魅了していく。KOKI「道あけろ!」の声に、激しいヘドバンでオーディエンスも応える。 Gt.keiの熱気、SASSYの激しくも繊細に刻むビートは衰えることを知らない。『FTW』を経てMCへ。
熱気を帯びたライブハウス。KOKIは体調を気遣い、ツアーのラストを1人残らず楽しませると誓った。ライブやツアーを経て男性ファンが急増しているのも印象的だ。女性の声に負けじと、野太い声で熱き思いをステージにぶつけた。

MC明けは『Hide and Seek』からスタート。刻むように歌うKOKIにオーディエンスも頷くように手をあげた。天を仰ぐKOKI。伸びやかな優しい声と共に、手を広げて会場を包み込むように歌いあげた。続いて『Flower of life』。kissyの旋律がリードしていく。丁寧に奏でた音にkeiのGuitar、mACKAzのBassが加わって厚みが増し、SASSYのDrumsでテンポも変化。始まりと終わりでは全く別の曲のようだ。みんなが歌って完成だと言わんばかりにマイクスタンドを持ち上げ、オーディエンスの声を集めるKOKI。

MCで語ったメッセージとリンクする『Nobody Knows』から『Dreamcatcher』、『Survivor』とボルテージをあげていった。一旦ステージを離れると、今度はバンドメンバーが会場を盛り上げる。SASSYのドラムソロからmACKAzへ、そして二人の息の合ったセッションで魅了。「Say!Ebisu」声を上げるオーディエンスと共に熱くなった会場に、衣装チェンジしたKOKIが加わり、kissyもステージの前にやってきて会場を煽る。『Shangri-La』に入ると冒頭歌いだすkissy。メンバーも会場も爆笑に包まれた。末っ子の愛されキャラが炸裂した。

タオルをまわした『45’』でより一体となったオーディエンス。白地のタオルに光が反射してまぶしいほどに輝きを増した。続いてINKTのはじまりの曲『Trigger』ラストの『サイサリス』でフロアは最高潮に。

オーディエンスから鳴り止まないアンコールに応えたINKT。7/11(土)に日本を飛び出してブラジル・サンパウロで開催された「Anime Friends2015」でも大好評だった『紅蓮の弓矢(カバー)』でブラジルの熱気を再び。『The Gift』『Iron Heart』と愛情たっぷりのアンコールでツアーのラストを飾った。

真夏を駆け抜けたファーストツアーは大盛況のまま幕を閉じた。キラキラとした瞳で感謝の言葉を伝えたKOKIの口からさらに驚きの告知。なんと冬にもツアーが決定!「冬にツアーがあります。地元でINKTが見られます!」とKOKI。歓喜にわくオーディエンス。嬉しい知らせを絶えずファンに届けてくれるINKT。さらなる活躍を予感させる、力強い余韻を残してステージを後にした。

(取材・文/いまトピ編集部 田幸)


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【サイサリスTour2015 SET LIST】
01 Wanderlust
02 Fight for freedom
03 A Whole New World
04 Past & Future
05 FTW
06 Hide and Seek
07 Flower of life 08 Nobody Knows 09 Dreamcatcher 10 Survivor 11 Shangri-La
12 45’
13 Trigger
14 サイサリス
<アンコール>
01 紅蓮の弓矢(カバー)
02 The Gift
03 Iron Heart

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