化粧品を一切使わず美肌を手に入れる究極のスキンケアとして話題の「肌断食」。「『肌断食』は、化粧品によって蓄積された肌へのダメージをリセットすることが目的です」と語るのは、「肌断食」歴10数年のエキスパート、白金ビューティフルエイジングクリニック院長の山口麻子先生。

「化粧品をやめた後の数日間は、スッピンで過ごすこと、洗顔後に肌がつっぱるなど不安を感じる人も多いですが、通常は数日経つと慣れます。化粧品なしでも違和感を感じず、サラッとした感触をキープできるようになったら『肌断食』は成功です」

数年後の肌に差が出る!?

「肌断食」で肌力を回復したら、化粧品とはお別れ! これから先は何もしなくても美肌でいられる…のですが、実は、ちょっとしたことを意識するだけで、数年後の肌に大きく差がでるのだそう。年を重ねてもスッピン美人でいるためには? 「肌断食」を極めるポイントを山口先生に聞きました。

1 タンパク質で良質な肌細胞を

美肌の土台を作るのは良質な肌細胞。そのためには、魚、肉、大豆製品を毎日食べてタンパク質をしっかり補給すること。魚は特に老化予防に効果があるといわれる青魚がオススメです。

豆腐や納豆などの植物性タンパク質は、腸内環境を整え肌の免疫機能がアップします。

2 美白にはビタミンCが効果的

色白の美肌、シミ予防には、ビタミンCが効果的。ビタミンCはメラニン色素の生成を抑制し、できてしまったシミを薄くする効果もあるため、美白を意識する人は積極的に摂取するべき。不要な分は体外に排出されるので、目安量より多めにとっても問題ありません。

美白のためとはいえ、紫外線を避けてばかりいると、体内でのビタミンDの合成量が不足し骨粗鬆症や免疫力低下の原因になります。どちらも食事に加え、サプリでも摂取することをオススメします。

3 夜は10時までに就寝を

肌細胞の成長を促し、荒れた肌を修復する成長ホルモンの分泌は夜10時頃から2時頃がピーク。眠りが深まるタイミングに分泌されるため、美肌のためには10時までに就寝するのがベストです。

また、睡眠時間が少ないと、食欲を抑えるホルモンが減るため太りやすくなることも。6〜7時間は睡眠をとり、早寝早起きを心がけましょう。

4 糖質、脂質のとり過ぎに注意

肌荒れの原因の多くは、糖質、脂質の過剰摂取によるもの。糖質をとりすぎると、血糖値が過剰になり、肌老化を進める悪玉物質を増やすことにつながります。肌のためには、血糖値の上昇がゆるやかな低GI食品がオススメ。

脂質のとりすぎは、ニキビなどの肌荒れを誘発します。オイリー肌の人は、脂っこい食事を控えましょう。

5 姿勢と表情で美人度アップ

姿勢がよいとそれだけで、人に美しい印象を与えます。胸をはり、背筋をまっすぐ伸ばすと自然に心も表情も前向きになるはずです。いくら顔の造作がキレイでも、不平不満ばかり言っていると表情が歪み、眉間にシワが増え、歳を重ねれば重ねるほど取り返しのつかないことになります。

美しく歳を重ねるためにも、姿勢と笑顔を常にこころがけるようにしましょう。

5つのポイントで示されている通り、美肌の道は、正しい食生活と生活習慣から。数年後の肌に差をつけるためには、日々意識して習慣づけることが大切なのですね。

2015年6月、著書『化粧品に頼らない素肌美人のつくりかた』(主婦と生活社)を出版。フェイスケアのみでなく、ヘアケア、食生活のアドバイスも詳しく掲載。

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