もし「桃太郎」や「浦島太郎」などといった昔話を漫画の編集者に見せたら、どんな風に「今時の漫画っぽい」作品に変えられてしまうのか…。

ツイッター上では「#もし昔話を漫画編集部に持ち込んだら」というハッシュタグが盛り上がりを見せています。

※漫画編集者が考える昔話は…【元記事】より画像付きでご覧いただけます


●きびだんご、おむすび…物語を象徴するアイテムが現代的なものに

・編集「オレこのきびだんごってのがピンと来ないんだよね」
作者「はぁ」
「キミなにが好き?」
「ペヤングとか好きですね」
「いいね、じゃあきびだんごじゃなくペヤングにしちゃお」
「ペヤング」

・編「おじいさんとおばあさんじゃ読者視点がないですよね」
作「読者視点」
編「うちの読者さんは育児世代で30歳前後なんですよ」
作「じゃあ子供のいない30前後の夫婦にして」
編「あと桃とかよりマンゴーか何かにしましょう」
作「マンゴー」

・編集「おむすびころりんて…食べ物を粗末にする描写は違うと思うよ」
作者「ええと…じゃあどうしましょう?」
「ベイブレードでどうかな」
「ベイブレード」
「タカラトミーさんともコラボれるしいいじゃない」
「ベイブレード」


●大きいお友達や腐女子をターゲットにした結果…

・「浦島太郎が玉手箱をあけるとおじいさんに」
「まって…なんで?」
「??玉手箱の中に竜宮城で過ごした分の時間の流れが…」
「いやいや、亀助けてあげたのになんでそんな仕打ちをするの?」
「…中からツンデレ美少女が」
「うん、そっちかなー」

・白雪姫 編集「この7人の小人を美少女にしよう。そして『姫様のために戦うんだ!』っていう魔法少女ものにして女児と大友を釣りましょう」
自分「お、王子様はどうしましょう……」
編集「いりません!最後にいいとこ取りの王子なんて誰も得しません」


・雑談ねた:
『この源氏物語って言うの?これ一応女性向けでしょ?』
『イケメンが色々な女性との話だけでは今の読者は食いつきがね~』
『そうだ、登場人物全員男性にすれば良いんじゃない?』
『今の時代需要もあるし、良いねそれで行こう君』


●パワーインフレや特殊能力で、人気の少年漫画風に?

・編「パワーインフレは良いよね。でも敵がただのヤサイで抜けるだけってオチが弱い」
作「」
編「カブ側のストーリーをちょっとつけよう。とりあえず放射能で巨大化。そして触手で反撃する」
作「」

・編集「この『金太郎』だけどさ、オチが弱いよね」
「はぁ」
「熊と戦って何なの? 熊は主人公にとって何だったの?」
「えっと」
「よし、このラストに現れる雷光をラスボスにして戦う感じにしよう。四天王とか出して」
「あの・・・!?」

・編集「『メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。』特殊能力は走るだけ?」
作者「人間の信頼…」
編集「信頼でスピードアップするようにしようよ」
作者「」


●シンプルなタイトルも今っぽく

・編集「この『こぶとりじいさん』ってネームなんだけど」
作者「はい」
「『こぶとり』ってメタボな人のことかと思ったよw」
「まぎらわしいっすかね」
「タイトルさ、『オレ、ジジイなんだけど顔面に腫瘍ができて大ピンチな件』にしようか」
「腫瘍」

・「宿敵は鬼。三匹の動物を従えた主人公の冒険活劇」
「ほほう、タイトルは?」
「桃太郎」
「ちょっとシンプルすぎるな…『桃から生まれたオレが鬼退治をすることになったわけだが』にしてみたら?」
「」

・編「この「よろづのことにつかいけり」って具体的には何に使ってるの?」
作「籠を作りけり」
編「う〜ん、じゃあタイトル『カゴ職人の俺が竹を切ったらいきなり異世界のょぅι゛ょが娘になったんだが』にしよう。略してかしおり」
作「あないみじ」

物語の雰囲気を大きく変えてしまうような編集や、ストーリーを全部読んでみたくなるようなものなど、様々なツイートが投稿されていました。

(青山ユキ)