ジャニヲタならば一度や二度……いや、それどころか同じものを二冊、三冊…と大量買いしてしまうほど、ファン垂涎の特集を組んでくれる『an・an』(マガジンハウス)。

最新号の特集は「年下の男の子!!!」と題して、Hey!Say!JUMPが初登場。華々しく表紙を飾っている。またHey!Say!JUMPの後輩にあたるSexyZone、ジャニーズWEST、そしてジャニーズJr.の人気タレントたちも登場。誌面に年下男子系ジャニーズが満遍なく散りばめられてこのお値段。……おトクすぎる。

■祝an・anデビュー!大人のHey!Say!JUMP

スケジュールに「anan撮影」の文字をみて、大人になったことを実感したという知念。ジャニーズタレントにとってもananは大人へのステップなのだ。

これまでもジャニーズタレントたちが登場しては、テーマに合わせたグラビア、そしてヌードを披露してきた。ベッドに横たわる姿、モデルの女性とキス寸前の表情……アイドル雑誌では見せない“男”の自担の姿を何度も見せてもらいました。ヨダレがでるほど嬉しいその一方で、表紙にはヌード写真や大胆なワードが並ぶことで、店頭での買い方に頭を悩ませるファンもちらほら。

しかし今回のテーマは年下男子。「瑞々しさと男らしさのいいとこ取り」として、それを体現しているのがHey!Say!JUMPと紹介している。9人揃ってデニム素材をベースにしたコーディネートで、カッコつけすぎずラフすぎずという等身大の姿で表紙を飾った。爽やかさを保ちつつも、シャツの腕まくりする姿表情からはあどけなさが消えた。

いつまでも子どもじゃないことはわかっていたけれど、すっかり大人の男性だということを再認識。素直そうな表情だけじゃなくて、年下の男子との恋もいいかも!なんて妄想を掻き立てる、狙ったような表情もある。 そこへきてこの発言……。メンバーの伊野尾慧は好きな人ができたら「抱きついてみる」と発言。謎めいていて、でも「今どきの男子ってこいういこと言うんだー」というジェネレーションギャップのようなものも感じてしまって、名言のような「迷言」におばさん困惑! そんな「年下男子」を地で行くHey!Say!JUMPの姿があった。

■大人になる一方で甘えたい一面も…年下男子っておもしろい

「全員が平成生まれ」というセンセーショナルなデビュー以降、安定した活動を続けデビュー8年目を迎えた。楽曲もポップでかわいらしい印象が強いが、☆Taku Takahashiプロデューサーに迎えてリリースしたシングル『Ride With Me』では、従来とは一線を画す大人の世界観を打ち出した。

全員が二十歳を迎えたこともあり、“第二のデビュー曲”と呼ばれるなどして話題を集めた。以降、これまでのポップな曲も歌いつつ『ウィークエンダー』のように20代男性ならでは洒落っ気たっぷりな路線も開拓している。9人という数を活かしたフォーメーションダンスを取り入れ、ダンスに楽曲と新たな挑戦を加えながらパフォーマンスに磨きをかけている。

ちょっと前まで、広い芝生の上でワイワイとカレーを作って頬張っていたかと思えば、最近はオープンカーでドライブを楽しむ姿と、演出にも少しずつ変化が見られる。演じる役どころも学生からサラリーマンと幅が広く、童顔云々というよりも、彼らには少年と大人が共存しているのだと思う。

インタビューのコメントも(以下『an・an』/7月8日号より引用)山田涼介が「“カワイイ”よりも“かっこいい”でお願いします。」と言えば、一方の八乙女光は「他の人には見せないけど、年上の女性になら甘えてみたいって思う」とコメント。背伸びしたいキモチと追いつかない経験値……強さと弱さのようなものが垣間見えて、9者9様「年下男子」にぴったりのコメントが並んだ。

さすがにデビュー当時のあどけなさはないけれど、想像を裏切らない成長を遂げている。男らしさの中にも可愛らしさがちゃんとある、ちょっとズルいHey!Say!JUMP。4枚目となるアルバム『JUMPing CAR』では、初週17.7万枚を売り上げるなど週間アルバムランキング1位を獲得し、ファースト・アルバムからの連続記録を更新。安定した人気を誇る。

日頃から彼らの姿を見すぎているせいか、年齢をさほど意識したことはなかった。しかし「年下の男の子!!!」特集によって激しく萌えたり妄想が暴走しかけたりして、改めて彼らが年下……それもかなり下であるという現実をやんわりと突きつけられたのだった。

でも「お世話をして欲しい」という甘えん坊なコメントもあれば、「年齢なんて関係ない」「俺が攻める!」なんて力強い言葉もあって終始、翻弄されっぱなし。480円でいい夢見させてもらいました。

(柚月裕実)