モフモフのわんこのかわいいグッズ。サンリ○のキャラクターや、ゆるキャラかと思いきや、このグッズは東京・上野のトーハク(東京国立博物館)のミュージアムショップで販売されています。

トーハク広報室の公式Twitterで「応挙のわんこグッズ続々入荷!背中のワンポイントもかわいいTシャツ(2592円)、手拭い(972円)、ボールペン(540円)、ミニファイル(216円)などなど…。ミュージアムショップでどうぞ(価格は税込)。」とツイートされるや、「この応挙グッズかいたいわんこかいたい かわいい」「応挙わんこグッズもうぜんぶほしいし本当にかわいい」といった反響が。

チャーム付きボールペンは応挙の朝顔狗子図と歌川国芳の金魚づくし、はにわの3種類あります。わんこ付きのペンは勉強や仕事の合間に癒されそうです。手ぬぐいは藍色に白線で描かれたわんこが渋いです。Tシャツの背中にはわんこのワンポイントが。トーハクに来館された方があまりのかわいさに、他の展示を見にきたのについつい買ってしまうほど。応挙のわんこグッズは衝動買い注意です。

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◆「応挙のわんこ」グッズの元ネタは大きな杉戸絵

これら「応挙のわんこ」グッズ、実際の作品は「朝顔狗子(くし)図杉戸」です。大きな杉の戸2枚に描かれている為、想像より大きな絵です。

この円山応挙(まるやま おうきょ)が描いた「朝顔狗子図杉戸」は、8月2日(日)までトーハク本館8室にて展示されています。
もとは愛知県にある明眼院の書院だった、東京国立博物館庭園内にある応挙館の廊下を仕切る杉戸絵で、江戸時代に描かれてたとは思えないくらい、現代の私たちが見てもかわいいわんこです。ネットでも「円山応挙、江戸時代にこんな可愛い絵描いてたのかよ…。」とコメントされるほど。わんこ好きにはたまらない作品です。

モフモフのわんこを描くイラストレータだなー、LINEスタンプとかないの?とか思ってしまいそうですが、円山応挙は約280年も前に生まれた江戸時代中期の絵師です。アート好きならその名を耳にしたこともあるのでは。
応挙はそれまでの日本の絵画観を一変させた画家で、「近現代の京都画壇にまでその系統が続く「円山派」の祖であり、写生を重視した親しみやすい画風が特色である。」(Wikipediaより)とあります。また諸説ありますが、応挙が「足のない幽霊」をはじめて描いたとも言われています。狗子図は「朝顔狗子図杉戸」の他にも描かれていて、犬好きだったのかと思うと、すごい画家でありながら親しみが湧きます。


◆まるで大きな猫!?応挙の虎もモフモフでかわいい!

円山応挙といえば狗子(犬)・虎・幽霊といわれるほど、応挙作品の3本柱です。わんこもかわいいですが虎も人気です。

応挙の遊虎図は普段は金刀比羅宮にありますが、7月12日(日)まで大阪のあべのハルカス美術館に出張中です。あべのハルカス美術館開館1周年を記念して開催される特別展「昔も今も、こんぴらさん。金刀比羅宮のたからもの」のメイン作品として展示されています。
特別展のフライヤー(ちらし)でも「応挙の虎に、みつめられたい」とういキャッチコピーとともに中央に配置されています。

「大きな猫みたいでかわいい」といった声が多いですが、実は応挙自身は虎を見たことがなく、猫と虎の毛皮を参考に描いたと言われています。江戸時代には動物園もなく、動物図鑑や虎の写真なども手に入りづらいなど、虎を描くのは今より難しいことだったのは容易に想像できます。

Twitterでも、「さて、ここで応挙の虎とうちの猫を見比べてみましょう。」と、実際に応挙の虎と猫を見比べている投稿も。
リアルな虎ではなく猫っぽい虎だからこそ、人々の心をひきつけてしまうのかもしれません。


そして、トーハクのわんこグッズもかわいいですが、特別展だけの応挙の虎を描いたカプチーノがこれまたかわいい!
この遊虎図のラテアートは、美術館の上の階にあるカフェとの期間限定のコラボメニューです。まさか、応挙も200年以上も後に、虎の絵がラテアートになるとは思っていなかったのではないでしょうか。

飲んだ方からも、
「応挙の虎さんがカプチーノに! かっわいいぃぃ飲むのがもったいないっ」
「こんなシブいカプチーノ、初めて見た(笑)。」
「応挙の虎さんカプチーノ。荒んだ心に癒しをくれる。かわゆい。」
「カフェとのコラボ企画遊虎図カプチーノが可愛い!」と大好評。


いかがでしたか。円山応挙のわんこと虎。
どちらもモフモフでかわいく、現代の私たちの心をもキュンとさせる絵です。
東京で展示中のわんこ、大阪で展示中の虎。お好みのほうを見にいってみては。


(いまトピ編集部 鹿乃ハル)


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