「日本三大○○」といわれるものはいろいろあります。中には聞いてびっくりしたり、がっかりしたりするようなものが選ばれていることも。今回の調査では、どうしてそれが入っているのか、納得がいかないと思う「日本三大○○」を聞いて、ランキングにまとめてみました。

■納得いかないと思う「日本三大◯◯」ランキング
1位:三大洋食  トンカツ、コロッケ、カレー
2位:三大珍味  ウニ、コノワタ、カラスミ
3位:三大悪人  弓削道鏡、平将門、足利尊氏
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1位には、《三大洋食 トンカツ、コロッケ、カレー》がランク・イン。ハンバーグやオムライス、ナポリタン、ドリアなど、洋食と聞いて思い浮かぶものはたくさんあるのに、なぜこの三品と思った人も多いのではないでしょうか? 実は、この《三大洋食》が唱えられたのは大正時代のこと。その時代に一般家庭にも広く普及していたのが、この三品だったというわけです。現代ではトンカツやコロッケに「洋食」というイメージが薄くなくなってきているのも、要因かもしれません。

2位には、《三大珍味 ウニ、コノワタ、カラスミ》が選ばれました。お酒好きにはたまらないおつまみとなる珍味ですが、ウニ、カラスミは知っているけど、コノワタに「何それ?」と思った人が多かったのでしょうか。コノワタとはナマコのはらわたの塩辛で、尾張徳川家が徳川将軍家に献上したことでも知られています。また、ウニは回転寿司などでもメニューとして用意されていることから、珍味というイメージに(?)と思われた方も少なからずいたのではないでしょうか。

3位は、《三大悪人 弓削道鏡、平将門、足利尊氏》でした。三人とも天皇家に背いた人物として、特に明治時代から第二次世界大戦が終了するまで、悪人として知られて(教えられて)いました。平将門は京都の朝廷に対抗して「新皇」を自称したこと、室町幕府の初代将軍である足利尊氏は、奈良に独自の朝廷(南朝)を樹立した後醍醐天皇に対して「弓を引いた」ことが原因のようです。弓削道鏡については、現在では前の二人に比べ知名度が低いですが、僧侶でありながら、天皇をたぶらかし自らが天皇になろうとしたと言い伝えがある人物です。いずれも、現在では悪人評価されていないことが、上位ランク・インの要因だと思われます。

「日本三大○○」は、一度決まるとそのままずっと使われているため、今の時代にそぐわないものもあるようです。「新・日本三大○○」といった形でリニューアルした「日本三大○○」を考えてみてもよさそうです。

調査方法:アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラス」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2015年5月14日~2015年5月18日
有効回答者数:500名(男性:250名 女性:250名)