暑くなるこれからは、ビールが美味しい季節です。人気のビアホールに加えて、最近はビールフェスタが増えてきて、ビールを飲む機会も多くなっていますよね。とはいえ、ビールに含まれるプリン体が気になる人が多いようで、ビール各社が「プリン体ゼロ」商品を続々と発売しています。

プリン体を摂りすぎないためには、このようなプリン体ゼロ商品だけでなく、普段の食生活も大切。美味しいものを健康的にいただくポイントを紹介します。

プリン体ゼロのアルコール飲料が続々登場

プリン体を含む食品の摂取量が多いと、尿酸として体外に排出されきれずに体内に蓄積し、通風を引き起す原因となります。プリン体の摂取は、1日400mgまでが望ましいとされている量です。ビールに含まれているプリン体は100mlあたり10mg程度と多くはありませんが、アルコールの作用によっても尿酸値の上昇を促すため、毎日の継続的な飲酒は通風の発症リスクを高めます。

プリン体を含む飲料の代表格ともいえるビールや発泡酒については、各社が「プリン体ゼロ」を謳った商品を発売しています。サッポロビール「極ZERO」、サントリー「おいしいZERO」、アサヒビール「アサヒ スーパーゼロ」、キリンビール「淡麗プラチナダブル」と、大手4社がこぞってヘルシーさを打ち出しています。プリン体・糖質ゼロの缶チューハイも出始めており、尿酸値が気になる人をターゲットにした、プリン体フリーのアルコール飲料市場はまだまだ加熱しそうです。

プリン体を計測するアプリも

プリン体フリーの製品はアルコール飲料だけではありません。明治の「明治プロビオヨーグルト PA-3」(ヨーグルト/ドリンクタイプ)は、“プリン体と戦う乳酸菌PA-3”を含む、新しいタイプのヨーグルトとして注目を集めています。

さらに、「明治プロビオヨーグルト PA-3」発売キャンペーンの一環として、無料スマホアプリ「プリン体チェッカー」(foo.log)をリリース。このアプリを使って料理の写真を撮影すれば、その料理一人前に含まれるプリン体のおおよその含有量が表示されます。カレンダー機能を使って毎日のプリン体摂取量などの食事記録をつけたり、プリン体辞典機能で料理名別にプリン体含有量を調べることもできます。

写真を撮って、プリン体含有量をチェック!「プリン体チェッカー」

 

プリン体を減らす方法とは?

尿酸の多く(7分の6程度)は体内でつくられますが、およそ7分の1は飲食物からの摂取によるもの。半分以上の尿酸が毎日入れ替わり、体内には一定量以上の尿酸がたまらないようにできています。このバランスが崩れると尿酸値が上昇するのですが、原因の一つがプリン体の多い食事と言われています。

プリン体を多く含む食品としては、レバーやモツ、エビ、カツオ、イワシなどがありますが、ニンニクやニラ、ネギといった香りの強い食べ物には尿酸の産生を抑える働きがあります。ニンニクとニラを大量に入れたレバニラ炒め、ネギをたっぷり乗せたモツ煮込みなど、組み合わせを工夫してみましょう。

また、尿酸を排出しやすい身体にすることも効果的です。野菜やイモ、海藻などカリウムが多い食品を食べる、水分を多めに摂るなど、利尿作用を高めることで尿酸を排出しやすくするのです。

日頃から水分をこまめに摂ることや、おつまみの工夫によって、プリン体から合成される尿酸を減らし、尿酸を排出しやすい身体とすることができます。もちろん飲み過ぎは厳禁ですが、通風を予防しながら、お酒や季節の美味しいものを楽しみたいですね。

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