コスメに興味のある方は多いと思いますが、韓国コスメに興味のある方はどれくらいいるでしょうか?今回、事前に周囲に少々リサーチをしたところ、韓国によく行く人と、ほとんど行ったことのない人とでは、だいぶ韓国のコスメや美容に対する認識に差があると感じました。

BBクリームやカタツムリクリームは一昔前の流行アイテム

例えばですが、韓国コスメというと「BBクリーム」という時代は一昔前のことになります。BBクリーム以降は、肌への再生力を高める「カタツムリクリーム」やシワ改善効果が期待できると評判になった「ヘビ毒ペプチド入りクリーム」が日本では話題になりました。しかし、これも数年前の流行です。これらのコスメは、今も定番としてさまざまなブランドで販売されているものの、一時代前のコスメといった感は否めません。

というのも、韓国コスメはとても回転率が早く、メーカーによっては3カ月ごとに新商品を発売するところもあります。もちろん、長く売れ続けるロングセラーを大事にしている会社もありますが、韓国コスメと一口にいっても、ブランドは数限りなくあり、種類もとても多いのです。

簡単にツヤ肌が作れるクッションファンデ

今回は、ここ数年、韓国女子の所有率が高いとされる人気アイテム「クッションファンデ」のご紹介をしたいと思います。

クッションファンデとクッションチーク

最初に私がクッションファンデの存在を知ったのは、2012年の春頃だったと思います。20代韓国女子イチオシのファンデーションで、簡単にツヤ肌メイクが作れると評判になっていました。

20代ではありませんが、すぐに私も使いたいと、最初にアモーレパシック系の「Hera」を購入。半年もたたないうちに、多くのブランドがクッションファンデを販売し始め、2013年頃にはクッションファンデブームが到来しました。

クッションファンデの一番の特徴は、自然なツヤ肌を作れることと、携帯に便利で手を汚さずに化粧直しができる点です。

ブランドによってCCクッションとか、クッションコントロールと言われ、名称には若干違いがありますが、ウレタンフォームにリキッドタイプのファンデーションを浸み込ませている点はどこも変わりがありません。

違いは、その成分や色数です。成分、パッケージ、ブランドバリューによって、値段の差が出ていると思います。

進化するクッションファンデ

ソウル・明洞にあるコスメショップ「プリメーラ」

最初にクッションファンデを開発したのは、アモーレパシフィック系の「IOPE」です。韓国最高峰の高級コスメ「アモーレパシフィック」や韓方コスメの「雪花秀」、発芽植物コスメの「プリメーラ」、10~20代をターゲットとする「エスプア」や「エチュードハウス」など、クッションファンデの人気は衰えません。

じつは昨年、「IOPE」から、待望のクッションチークが新発売となりました。クッションファンデを付けているときにずっと欲しいと思っていた私は、発売後、何個も大人買い!リピートし続けています。

また、「VDL」や「スム37°」などでは、雑菌が繁殖しにくいメタルプレートを使った「メタルクッション」を販売しており、こちらも人気は上々です。

クッションファンデの次はマットコンパクトが登場

長くクッションファンデブームが続いた韓国では、昨年秋頃から半練り状のコンパクト型ファンデーションが登場し始めています。クッションファンデよりもカバー力、密着力に優れ、ツヤ肌よりよりマットな肌を作りたい人にお薦めですね。パウダーも不要ですし、こちらも手を汚さずにすむのがメリット。今までツヤ肌が大好きだった韓国女子たちが、マットな肌に魅かれていくのかどうかにも、今後注目していきたいと思っています。
(文・写真ともに木谷朋子)


木谷朋子(きたに・ともこ)
海外の旅行情報やカルチャーをテーマに幅広い分野で執筆活動を続ける旅行ライター。近年、韓国の医療ツーリズムや韓方医療についても積極的に取材を続けている。

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