どうも服部です。突然ですが、昔のテレビCMがふと頭をよぎる瞬間(一場面だったりCMソングだったり)ってありませんか? 最近でこそテレビを見る機会がめっきり減りましたが、その昔は結構なCMファンだった著者は、その手の体感がちょくちょく起こります。

つい先日も、「顔のマークが描かれている甘味料みたいなヤツ」のCMが浮かんできました。名前がどうしても思い出さないので「顔のマーク 甘味料」というキーワードで検索してみると、そうそう「シュガーカット」という商品でした(便利な世の中です)。



ご存じない方に簡単に説明すると、「シュガーカット」は、1973年(昭和48年)に販売開始された「ダイエット甘味料」のパイオニアとされる商品です。女性のものと思われる眉・目・鼻・口がデザインされている、一度見たら忘れられない印象的なパッケージでも知られています。

「懐かしいな」とさらに検索を続けると、この「シュガーカット」、現在でも売られていたんですね(上の画像はAmazonより)。

ということで、今回は「実は現在も売られている」という切り口で、懐かしのアイテムを紹介していきたいと思います。

※商品画像をクリックすると、Amazonの販売ページへ移動します。

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■トムボーイ(スリンキー)

まず1つ目は、名前は知らなくても、昭和育ちならきっと知っているというヤツです。



パッケージを見て「あーあれか!」と思い出した方も多いのではないでしょうか。お祭りや縁日の夜店でよく売っていた、鉄でできたバネ状の玩具で、階段から落とすとバネが伸縮して勝手に階段を降りていくというものでした(下の動画参照)。

もともとは、「スリンキー Slinky」という名前でアメリカで販売されていた玩具でしたが、日本では一般的に「トムボーイ」という名前で売られていました。

【動画】

買ったばかりこそ、動きが楽しいこともあり立て続けに階段から落としてみるのですが、すぐに飽きてしまい……。やがて、バネを思い切り伸してみたり、ぐるぐる振り回してみたりで、バネが伸びたり絡まったりでオジャンになる。そんな思い出が残っています。



■パッチンガム

2つ目は、もはや説明の必要もないくらい分かりやすいブツで、ご存じの方も多いのかと思います。



チューインガムのパッケージを模した入れ物から1枚ガム(のようなもの)が飛び出ていて、「ガム食べる?」なんて誘い文句でその1枚を引き抜くと……ねずみ取りの方式でバチンと指を挟まれてしまうという仕掛けになっています。

著者は幼少の頃まんまとダマされてしまい、しばらくはガムをもらうという行為に「ビビる」ようになってしまいました。

【動画】

個人的には、世の中から消えてもらいたい商品でもありますが、いちレトロファンとしては、末永く生き延びてほしくもあるという複雑な心境です。



■ブーブークッション

続いては、商品名で内容がもろ分かりというブーブークッション。風船のように空気を入れた後、このクッションの上に座ると、「ブ~~~」という「おなら」っぽい音がするというだけのものです。



と冷静に書いてみましたが、子供心には誰かが知らずに座ってしまいビックリするのが心底おかしく、誰かの防災頭巾(昭和の小学校では、教室の座席に布製の防災頭巾を敷いて座っていた)の下に隠しては、じっと釣り師のように当たりがくるのを待っていたものでした。



■ブルワーカー

最後は、漫画雑誌などの通販ページでおなじみのトレーニング機器、「ブルワーカー」です。この広告自体も漫画になっていたので、記憶に残っているという方も多いのではないでしょうか。



広告の漫画は何パターンかがありましたが、内容は共通していて、色白でやせっぽちの頼りない(そして自信がない)少年が、このブルワーカーで鍛えることによって、マッチョでモテモテ、そしてなぜか色黒に変身するというものでした。

ちなみに、このブルーワーカー、50年以上前の1963年にドイツで考案され、アメリカ、ヨーロッパを中心に世界で1600万本も売れたというヒット商品だったのだそうです。トレーニング器具が生まれては消えていく現代にあって、まだ販売されているということは、効果もきっと凄いのでしょうね。

いかがでしたか? 昭和の時代で慣れ親しんでいた商品が、最先端の商品が揃う現代にまさか生き残っているわけがないと勝手に決め込みがちですが、案外まだ現役の商品が多いことに驚かされました。再び、そのようなたくましい「懐かしのアイテム」を紹介していければと思います。

(服部淳@編集ライター、脚本家)