1月に東京、2月に大阪で単独ファーストライブを大盛況のまま終えたINKT。間髪入れずに4月25日にミニアルバム『サイサリス』を、そして5月には六本木・EXシアターでの2ndライブも決定。いま最も勢いにのる「INKT」が、いまトピのインタビューに応えてくれました。


■INKT記念すべき1stライブ『the birth of INKT』を経て

――記念すべきファーストライブが大盛況に終わりましたが、改めてライブを振り返ってみてどんなお気持ですか?
Kei: INKTとして初のフルライブだったので、色々やりたいことを各自、詰め込みまくった結果、若干の緊張からスタートしましたね。はじまってしまえば楽しく、気持ちよくライブすることができました。 お客さんの反応もはじめてで、何がどうなるかわからないという手探り状態ではあったんですけど、あったかい感じで迎えてもらえて。こっちからのアクションにも応えてくれて、今後のライブが楽しくなるなと実感しました。

――続いて2月には大阪でのライブでしたが、東京よりも多少は落ち着きましたか?
mACKAz:いや、めっちゃ緊張しましたよ! 無我夢中でした。
Kei:でも東京はあたま3曲くらい何も覚えてないんでしょ?(笑)
KOKI:肩もガチガチでこんなに緊張してたのかっていう。

――東京と大阪では雰囲気の違いを感じたりすることはあるのでしょうか?
KOKI:俺ら自身、東京を経て、反省を踏まえてのライブで。大阪は東京に比べたら、あまり頭でっかちにならずに純粋に楽しめましたね。
Kei:東京と大阪の土地の違いというよりも、地方から両方の会場に来てくださった方もいて、一回目よりも二回目の方がファンのみなさんも様子が分かっていてくれたのかなって。相乗効果で盛り上がった気がします。
KOKI:大阪は男性のお客さんも多かったですね。
一同:そうそう!嬉しかったよね。

――ファーストライブといえば、終了後のサプライズ、ハイタッチが印象的でしたね。
KOKI:ハイタッチ! すごい前のことのような気がするね、2ヶ月か。
Kei:俺らもライブ直後のテンション高い状態で、お客さんもテンション高い状態なんでちょっとカオスでしたね(笑)ウェーイみたいな。
KOKI:すごい仲の良い友達みたいなね(笑)でも終わってすぐのレスポンスってなかなか直に聞けるものではないから、終わってすぐに満足してくれた顔とか汗だくの姿を見れたのは嬉しかったですね。実感も湧いたし!
Kei:あの短い時間ですごく一生懸命に考えた言葉を伝えてくれて。「ありがとう」「よかったよ」「楽しかったよ」っていうのがすっごく嬉しかったです。

――激しい演奏を終えた直後で、みなさんにとってはすごくハードだったのでは?
Kei:もう振り切っちゃってたんで、アドレナリン全開のまま行きました!
mACKAz:ファーストライブですからね、1回しかないですから。本当にありがとうという気持ちで、そこでしかできないかなと思ってやりました。
KOKI:勝手にね(笑)
kissy:一人ひとりの顔を確認しながらっていうのが嬉しかったですね。
SASSY:一発目でキャパの関係上、入れない人もいて。その中で来てくれた特別な場所だったので。もう感謝しかなくて気持ち先行でやったって感じです。できてよかったですね。

――確かに会場周辺はすごい数のファンの方で埋め尽くされていて、道玄坂でも「INKT」タオルを首に巻いた女性とたくさんすれ違いました。
一同:おおー!嬉しいですね!
KOKI:いい方向性!


――ファーストライブを終えて、身近な方からの反応はいかがでしたか?
KOKI:東京ではうちのお母さんが観に来てて、「バンドわからないけれど良かったよ」って言ってくれました。
SASSY:もう愛しか感じないやつ!
kissy:大阪では両親と妹が来てくれて喜んでましたね。ただのファンでした。みんなと写真撮らせてって。
KOKI:でもお父さんは写真とらなかったよね……(笑)

kissy:そういえば前回のインタビューが掲載された数日後に、父親から数年ぶりにメールが来て住所が送られてきました。「俺はここに住んでます」って。
KOKI:これで所在がわかったんだね!
Kei:本当にありがとうございました。うちの岸田の親がみつかりました(笑)

――「尋ね人」のようにお役に立ててよかったです(笑)
KOKI:生き別れた父と!
mACKAz:「一生懸命探しました」ってね(笑)

――kissyさんは大阪のご出身ですが、地元でのライブはいかがでしたか?
KOKI:大阪っていうのは、まあ嘘なんですけど……。
kissy:嘘じゃない(笑)ホントです。生まれも育ちも大阪です。
Kei:その割には流暢な関西弁が……。
kissy:出そうと思えばいくらでも!
Kei:じゃあいつ出すんだよ?
kissy:え?
Kei:違う、その振りじゃないよ(笑)

KOKI:大阪のライブですら出してないんだったらいつ出すの?
kissy: MC中にガンガンだして行こうと思ったんですけど、まあみんなでしゃべってると出ないんですよね。
Kei:っていうから「じゃあkissy頼んだよ」ってkissyだけにしゃべらせたら二言目には止まるっていうトラブルが。
kissy:緊張しちゃって……。


mACKAz:しかもお客さんに「なんか違うー」って言われて。あれで心折れたよね(笑)
KOKI:あれは折れるよ(笑)
mACKAz:出していけばいいのに、もっと日頃から。
kissy:ほんまに?
一同:わーw


■セカンドアルバム制作秘話と『サイサリス』に込めた想い

――さて、東京・大阪のライブからすぐにアルバム『サイサリス』のリリースと、かなりハイペースですが、制作期間も短くて大変だったのでは?
KOKI:本当はもっと短いスパンでいきたいんですけどね! 無理でした(笑)
Kei:東京ライブの直後に、次のレコーディングが同時進行していたので、スケジュール的にはパツパツでした。でも、その東京のライブを経て「こういう曲が今後のライブに欲しいな」という音がダイレクトに『サイサリス』に入れられたんで、すごく良かったと思ってます。

――アルバムタイトルにもなっている『サイサリス』とはどんな意味を込めているのでしょうか。
KOKI:サイサリスとはほおずきのことで、その花言葉である『偽り』からイメージして作った曲です。ネガティブな意味で使ったというよりは、「偽らなくていいよ」っていう呼び掛けの意味で。
歌詞の中でサイサリスという言葉は、自分を偽ってしまっている女の子の象徴として使っています。自分も含めてですけど、うまく行かなかった時とか、本当はこうだったけどまあいっかって言ってしまいがちな人たちに、「本当はそうじゃないのに」っていうところを強く押し出したかったんです。

――今回のミニアルバムも全てKOKIさんの作詞ですが、ライブが同時進行する中で、どうやって作っていったのですか?
KOKI:僕が大筋を作った後に、細かい言い回しやニュアンスをメンバーみんなにアドバイスもらって、相談しながら作っていきました。世界観を共有しあい、話し合うみたいな。
Kei:イメージの共有はできてたから「こういうイメージはどうだろう」って持ちかけて。それを膨らましてもらって整えていくっていう流れでしたね。

KOKI:ミニアルバム全体的にファンタジー要素があって、ちょっと異世界っぽい話だったりもしてるけど、全体的にメッセージ性が強いのかなって。
Kei:ファーストアルバムを作って東京のライブを終えて、そこで思ったことを踏まえると、もっとリアルな曲が欲しいなと思って。サイサリスを作るにあたっては、ちょっと攻撃的な部分は欲しいねってところからはじまったので、全曲とも何かしら攻め込んだアプローチになっていますね。

KOKI:テンポ感だったり、どっちにしろ振り切った曲が欲しいなと。
mACKAz:曲でいうと『The Gift』がわかりやすいかな。
KOKI:みんなで歌いましょうぜ!っていう曲です。
SASSY:帯に「歌いましょうぜ!」って(笑)
Kei:ひっかかるよね、なんだこれって。
KOKI:キャッチーだよね(笑) 『Dreamcatcher』っていう曲も、“歌いましょうぜ!”ポイントもある。全体的に一体になれる、なりましょうぜっていうミニアルバムになるのかな。
Kei:“ましょうぜ”の使い方が間違ってる気がしなくなってきたよ。合ってるんじゃないかって(笑)

mACKAz:前作もそうなんですけど、ライブを考えながら作っていたりするんですが、ライブでは、やっぱりみんな歌ってくれるんですよね。で、それを聞いたときにやっぱりサビだけじゃなくて、みんなでわかりやすくコーラスで歌ってもらえる曲があってもいいのかなと。そういう曲が前作にはなかったので、今回わかりやすいところで『The Gift』とか『Dreamcatcher』を入れてみました。

――「INKT」の活動開始から半年が経過しましたが、改めて振り返ってみてどう感じていますか?
Kei:デビュー半年、結成から1年半ですね。
KOKI:半年と考えれば濃かったなー! 一緒にいる時間がぽっかり空いたかと思えば、ギューっと会ったりして。
Kei:まだ半年か……。
mACKAz:後半はもっと……。
一同:濃いだろうなー(笑)

※元記事ではメンバーからのメッセージ動画を公開中!
(取材・文/いまトピ編集部 田幸、撮影/いまトピ編集部 吉永)